住まいの安全 心の健康 住まい塾 21

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心と体のリラクゼーション、誰かに秘密を話すストレス解消

新年の軽い疑問

2011年01月03日 | 日記

 例年、元日の新聞には何かと希望が溢れた記事とか、新技術に関する事が載ることが有るので、好きであった。  それで、大手の新聞とその土地の新聞は大体目を通すのだが、今までは新聞の単価で気を留められたことは無かった。

なぜかと言えば、必用なものはいくら高くても必要、不必要なものはいくら安くても不必要と言う見地から、要るものは要るというのが私の姿勢であったからである。

ネット上で、おおよそのことは眺めているのでSankei.紙 は買わなかったが、そのほかの5紙は購入した。
正月前の、薄っぺらい新聞も精魂込めて元日の内容を充実させる為と、割りきって今までは不平を言ったことはなかった。
コンビニの店長とおぼしき人が、新聞の一部一部の値段を声を上げて、私に分かるようにレジを打ってくれた。 その為判った事だが山形での地方紙は、元日にこれ幸いと高値で、販売しているようであった。


月ぎめで購入している人達のことは、どうなっているのか知らないが、それは、店売り一部200円であった。
全国紙の読売と毎日は一部130円、朝日は150円、日経は一部160円だったと思う。 並べて読む人はそう沢山居ないのかもしれないが、そうやって比べるといかにも内容の割には地方紙が高いような気がする。

べつに、正月だから訃報欄が2倍あるわけではない。 恐らく、地方紙しか見ない人は、その新聞社に飼い慣らされ、ものの考え方とか『何故?』と云う疑問を持たないように、なってしまってきているのだろう。


最近の若い人は、携帯電話あるいはモバイル型PCによって情報を得ている人が、増えているようでそう心配したものでもないのかもしれない。
しかし、若い人たちの地方に残っている、世の流れに疑問を持つ年代の15~30歳までの人口の少なさは、地方の行く末を暗示するようで暗澹とした気にさせられる。
そうした中で跋扈する、世襲政治家。 まさか、地方のマスコミと結託している訳でもなかろう。

このままでは、革新的な若い人の意見は益々蔑ろにされ、既得権益とは言わないまでも、古い考え方がそのまま地方にこびり付いてしまう。

いったい、世襲政治家は北朝鮮の『金様一家』に賛意を示している人はいるのだろうか。  いかに、声高に北の政治体制を非難しようとも、自分たちの行いが『金様一家』の行いと重なっているということを自覚したことは無いのだろうか?

日本を立ち直らせる第一歩は世襲政治家を無くすことと云うことを判っているのだろうか。
政治家の俸給を今の半分、その他の特権も半分とすれば、金に目が眩んだ世襲議員は自然と淘汰されるのかもしれない。 あるいは、それでも職業政治家が無くならないのであれば、彼らには特別に『ハンデ』をつける必要がある。
世襲政治家が、優秀か、アホかなどの判定はその後ですることである。


正月早々、余り景気の良い話はどの新聞にも書いてないようだったが、一人『日立』の一面広告だけが、日本経済の断末魔の最後のうめき声のように、夢のある未来を示唆していた。
日立にしても、大企業病(世襲弊害)で並み居る優秀な頭脳を使いきれて居ないのではないか・・・ 。

 

コメント
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