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ヒトはどんなときに幸せを感じるのか?
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続 登校拒否

2009-10-03 | 登校拒否について
人間は動物ですから、細胞組成や骨格臓器など哺乳動物と同じ作りになっています。
動物を見ていると、怪我をしたときはじっと動かずに自然治癒をしています。
動物の子供は遊ぶように将来必要になる能力を伸ばしています。
人間も心に傷ができたとき、じっと動かずに傷の治癒を待っている。登校拒否の子供を見ているとそう思えてなりません。

私が子供の頃は子供向けのテレビ番組も多くはなく、子供の娯楽は子供同士で遊ぶしかありませんでした。
外に出られない雨の日は暇を持て余して辛かった様に思います。
子供時代は時間が今よりも長く感じられて、常に遊びを求めていました。
色々な事に興味を持ち自分の世界を広く深くしていたのは、自分で止める事のできない程の何か強い力に突き動かされていたからなのでしょうか。
それが子供の持つ生命力ゆえなのか、子供には自ら成長していく力を感じます。

「もう学校に行かなくてもいいよ」
そう子供に告げてから3週間、初めの内はひたすらゲームの世界に逃げていたためにゲームとパソコンを取り上げられた子供は、ここ数日 「暇だ」と呟くようになりました。
自分の殻に閉じこもっていた期間に心の充電が終わったように見えます。
楽しい物や興味のある事を貪欲に探し出すまで、もうあと少しなのでしょうね。

子供には動物としての生命力があるはずです。
暇で暇で堪らなくて、学校に行きたいと自分が思うまで「ほったらかしの刑」は続きます。






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