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ヒトはどんなときに幸せを感じるのか?
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魔法の時間

2010-03-09 | 子供のこと
人間の能力獲得には臨界期の存在するものが知られています。
たとえば絶対音感はおおよそ7歳位までに獲得できなければ、その後の訓練で身に付けることはできないとも言われています。
視覚も、生まれてまもなく視覚を失った人にその後視力回復の手術をしても、視覚情報処理を司る脳の機能が育っていないために通常言われる視力を回復することは困難だとされています。

人間が何かの能力を獲得するには概ねこの年齢までといったリミットがあるとすれば、幸せを感じる能力や自分の可能性を信じられる能力といった個々の問題まで臨界期があるのでしょうか。
歳を取ればとるほど考え方が変わらなくなっていくのはよく知られていますが、しかし高齢の方であっても柔軟に物事を受け入れる方もいます。
ただ小さい子供が何でも信じてしまうような、そんな柔軟さは子供独自のものだと思います。
その短い時間に、いかに子供に幸せな考え方を、自信を、自分の力で掴んでいく未来を信じさせられるのか。

「自分はダメな人間だ」
そう感じる子供の数が日本は突出して多い、という調査もあります。
小学校低学年くらいの、まだ魔法がかけられる時間に、もっと自分に自信が持てるような魔法の言葉をたくさんかけていたら。
そんな反省を少しだけしてしまいました。