少太 BLOG

考える日々

雨の散歩道

2016-09-28 14:51:12 | 日記
雨の散歩道。雨がおこす無数に広がる波紋を観ていて、一つとして同じものがないという波紋。それであの波の比喩を思い出した。


海に風が吹けば、波が立つ、その波を起こす風というのが、あらゆる動き、現象世界であり、しかし風が過ぎれば静かな海となり、海が心、存在の本質であり、風という事物により起こる波のように心は掻き立てられる、が、心は過ぎ去ったあとの海の様に本来清浄であるという様な事。その事を知りながら起こる様々な事物、その世界に存在し、生きるということ。

心のようなそれを言葉として表す場合に、言葉、名称そのものよりも、比喩の方が意味をもつという、一方で見えないものも物質に還元することでしか認識できないとする唯物的思考。




雨の散歩道、雨により起こる波紋という現象を観ていてふと。

蕎麦屋にて

2016-09-26 19:13:17 | 日記
良いキャンプ場、受付のおじさんが「世界一高いキャンプ場」という様な事を笑いながら話していて、テント一張200円。あれはシャレだったか。

良いツーリング、の〆に翌日知り合いのこれはもう病的な蕎麦屋へ。良い音を聴かせてもらいました。



頑張るというのは、日々をしっかりやるという事です。

ただのこじつけなのかもしれないが

2016-09-21 18:52:03 | 日記


二日前昨日の事、もう少し詳しく言うと現在21日の19:00だから20日の16:30から17:30の間ということになるけど、うたた寝しながら夢を見ていて、人の良さそうな両親、と人の良さそうな息子。父親の方は若干堅物なところがあって、それを若干息子が受け継いでいる様な親子。


僕は出勤途中に何故か温泉の休憩所のようなところにいて、そこで隣に座っていた30才くらいの男がその人の良さそうな息子であって、「山形観光で両親を連れてきたんですが、目的の場所が解らなくて、、大という漢字の入った3~4文字くらいの桜の名所で、近くに神社があって、地図で言うとちょうどこの辺りなんですが」と見せられた地図の山形県のあの横顔の場所で言う南側の内陸、顎のあたりから頬の辺りまでに大きく丸が書かれてあり、夢の中では現実の様にスマホでパパパと調べることが何故か困難であり、それで、周りには僕の山形の知り合いが何人かいて、「おれもっと詳しい地図持ってるから」といって地図を出してきたと思えば、一方の友達が山形に詳しい人に「ちょっと聞いてみるよ」と電話をかけてみたり、その場所をめぐる連鎖反応がおきて、人の良さそうな息子が「いやっ、あっ、なんかすみません」と、逆に申し訳ないという状況になり、そんな時に目が覚めて、結局その場所が何処かという問いに対する答えは夢の中に置き去りにしてきたのだけれど、そういえばお店をやっていて、「観光で来ました」というお客さんが「何処かお薦めの場所ありますかね」というこれは実際によくある場面で、この夢の様に山形の人あるいは山形に慣れ浸しんだ人が、あそこは、ここはと、皆一斉に話だし、聞いた本人が「いや、そんなに真剣にならなくても、、、皆さん親切ですねーありがとうございます」と言って帰っていくこちらにすれば普通の日常の話。


数年前、相方と広島に行った時に、とある居酒屋で牡蠣蒸しを頼んだら予想以上に量があったので、隣の50代の夫婦のような二人に「よかったら牡蠣少し食べませんか」とこちらにすれば普通の流れそのままの行動だったのだけど、その二人は「えっいや、大丈夫です」と喜ぶというよりはちょっと困ったような顔になり「それにしても私たちは一度も広島を出たことがないのですが、広島でそんなこと言われたことがないですよ」と驚かれた事を思い出した。




と、昨日書こうとしていたのだけど、昨日書いていたなら文章はここで終わっていたのだけど、今日ふと気になり、パソコンで調べていたら、えっと驚いて、夢の問いの答えはもしかしたら長井市にある草岡の大明神桜なのではないのか。そして僕はこの場所を知らなかったけれども、こじつけにしては場所も名前もそばにあると言ってた神社も、、、、、

ライブです

2016-09-18 01:09:00 | 日記

10月のライブ告知などです。


■10/1(土)仙台 VORZ BAR 
Open 19:00 Start 21:00 Charge ¥2000 共演 佐藤翼
仙台市青葉区国分町1-6-1 ルナパーク一番町ビル3F TEL 022-224-0312


■10/5(水)山形 Bar Tarji
Open 19:00 Start 19:30 ¥2000 共演 ヤスムロコウイチ
山形市七日町二丁目7-28 YT二丁目ビル1F TEL 023-623-3944

などと言うからには一言、散歩の途中、公衆トイレでお尻を二か所刺されました、、そんな季節です。

駄目な二人をみていて

2016-09-11 18:19:33 | 日記
目覚めよく、自転車で本屋に行き、本も買わずに出てきて、ビールを買い、川原で一杯やっていると、川の向こう側に勢いよく土手から降りてきた男女がやって来て、仮に恋人同士という事にしておいて、その恋人同士が手荷物からフライングディスクを取り出して、中むつまじく始まったのだけど、これが、いっこうに手から手へとわたらないく、やがて互いのフォームがハチャメチャになり、もう力任せに投げるというより手渡す感じになってきて、その手渡す感じのフォームでは、ただ地面を縦に転がるだけであり、その転がるフライングディスクを足まで使いだし、蹴りあいになって、しまいには互いの中心に転がり止まるディスクを拾おうともしなくなり、女の方が、しぶしぶ取りに行き、やがて手荷物にしまいこみ、舞わないフリスビーを始めて見たなーと微笑していたら、その手荷物から今度はバドミントンを取り出して、始めたのだけど、このリレーがまたひどく、20分程の間に3往復、ガットに当たれば1回として6回、が最高で、しかも6回が一度
きりで、あとはすべて3
回以下という、やがては例の苛立ちのためか、力任せにラケットを降り下ろすようになり、手に持っている道具が入れ代わっただけで、フリスビーの時と同じフォームになっていて、力任せに打たれたシャトルは斜めに地面に落下する形になり、またしても真ん中に落ちたシャトルをどちらも拾わなくなってきて、今度は男の方がしぶしぶ拾い上げ、そうしたらその場所に女の方が歩み寄ってきて、肩をよせ、こちらからは口づけをした様に見えた、いや、確かに口づけをした。



最初のフリスビーから始まり、もうこの段階で僕は涙が出るほど笑ってしまい、川をこえて聞こえやしないかというほどの笑い声を発していて、飛ばないフライングディスクというのが実はこちらの誤解であり、究極に運動神経の未発達な二人を目にしたのだった。だけどこれが、どちらか片方が普通に動けてしまうならば、片方はつまらなくなり、「どんくさいなー」「うるさいわねーもうやめて帰りましょ」ということになり、謎の口づけという行為にまでいたらないのではないか、究極の恋人同士なのではないかと思えてきた。



バドミントンをあきらめて、次に取り出す手荷物の中身が気になったけど、肌寒くなってきたので、自転車をこいだ。


久しぶりの一人の休日、一時の好きな時間だったけど、二人でいる時間が長いためにそう思えるのであって、一人でいる時間が長ければ、一時の好きな時間などとは思わないかもしれないな、という想いが、あれほどまで運動神経のない奇跡的とも言える恋人同士をみていて、脳裏をよぎった。

2016-09-03 22:28:37

2016-09-03 22:28:37 | 日記
良い旅、良い天気、良い体調、明日は東北へ。


クッチャロ湖では連泊の一晩だけ、濃霧警報のため、霧の霧雨の中でのでのキャンプ。昼食に立ち寄った稚内駅前のラーメン屋のあまりにも早口で、時折話がとんでしまう、「あーバイクでかー、俺も30年前まではなー、バイクで稚内〜札幌360㎞ば3時間でいったものさー。」などと、ふったわけでもないのに、話し出すと、止まらない。話したくて仕方がないのだろう。


でもこういう人は憎めない。この主人がしらふでよかったと思う。駐車場まで出てきて見送ってくれた。


しかし、先程の話、360㎞を3時間ということは時速100㎞以上でノンストップということになり、しかし高速道路を使わずにそれができてしまうのが北海道でもあり、バイクは30年前までということは、その30年前に何があったのだろうか、、それで次の日、その早口で、時折話がとんでしまう主人のおすすめのサロベツ原野へ。


サロベツへ向かう途中、突然右側の林から鹿が道路を横断しようと飛び出だしてきて、すぐにこちらの音に驚いて、鹿は後退り出来ない動物なので、ブレーキをかけようと速度を落としたら、くるり時計回りに90度向きを変えて、つまり反対車線を逆走行するかたちで、こちらからすると、反対車線なのにこちらを誘導してくれているようになり、一緒に一方こうに走り、やがてもとの茂みへと帰っていった。夜間だったらぶつかっていたかもしれない。


サロベツ原野は素晴らしかった。

その日、生きてきて三度めの雲のかからないその形のまま水平線に沈んでいく夕陽を観た。



また来るよ。

日記

2016-09-01 23:21:47 | 日記
台風一過、晴天のなか300キロ、一度のトイレ休憩のみで走る、一気にクッチャロ湖まで。


やはりここは素晴らしかった、去年たまたま立ち寄った場所で来年はここに泊まろうと思ったものだった。

走る途中に狐に合う、しかしこの狐というのがなかなか頭がよく、キャンプ場にやってくる狐たちなどは、テントの下のわずかな隙間をもぐり込み、前室にうっかり置いてある食べ物等を容易くさらっていってしまう。


キャンプ場のあちこちで「あーやられたー。おい、まてー!」とかを聞くことがよくある。


それで毎年思うのだけど、北海道のカラスはよく歩く。歩いて道路を横切る。


横切りながら車が来ると、飛び立てばよいものを、何故か早足で走るのだ。たまにその意味を知ってか知らずか、横断歩道をそのようにしてわたっていて、車が来ると早足でわたるその滑稽さがなんとも微笑ましい。


翌日は最北端にまで走り、珍しく単独ではない二匹の狐に出合い、親子なのか、ただ二人がたてるバイクの音に、ただ黙ってこちらを観ていた。