少太 BLOG

考える日々

深く、深く、とにかく深く

2015-04-29 18:13:02 | 日記


やるのもやらぬのも自由。

書くも書かぬも自由。

だから「歌がうまい」「歌が下手」「奏者が上手い」「奏者が下手」という理想とされる既にある物に対する評価があるうちは自由には出来ない。しかし、形が無いものに対して何かしら想像での形を造り、「形が無いというのがそもそも形があるに対する形」造られた感覚そのイメージに対して「美しい」とか「汚れている」という様な表現があるのだから、そこを通さない事は難しい。転がる石の様にはいかない。ただ、石の様にこれから転がり始めるという状況になる事は出来る。どこにも向かおうとしていない状況に立つ事は。

自由にやるのは案外難しい。何事も。

天気と人々

2015-04-26 17:01:54 | 日記
移植されたベニシダレ、満開、の下に久しぶりに見かけるハーモニカおじさん。寝そべりながらピープーやる。「あの人何?」と指さす恋人達。

ギョイコウも咲き始めていた。一人チュウハイを飲む。

見上げる青空の中に消える騒音。

そこに向かわないというのは

2015-04-22 18:49:07 | 日記
ツアーも終わり、東京を後にする。4日間飲んだ量にしては、体調がいい。行った場所、飲んだ仲間達により、息抜きができたという事だろう。

昨夜の話の途中で眠ってしまったから、続きをここに書くことでひとまず終わりにする。

「売れる」「広げる」ために音楽をやることは、そこに向かうための音楽をやっていく事になるから、「売れる」ための図式ができあがる。それは会社のようなことで、開発した商品をいかに「売れる」「広げる」ための戦略をたてる様にしていくことで、やっている音楽が商品化されていく。

それで見事売れてまうと、今度はそれを継続するための条件をクリアするために大変になり、売れなくならないために大変になる。そこに懸命になる。そういうやり方をしてきていれば当然のことだろう。

聴くひとにとっては、当然その商品化された音楽の「あの人のこの曲」をききたいわけで、「売れる」「広げる」ためには、その期待にいかに答えるかというステージになり、期待どおり運べば、互いにいっそう共感しあい、「音楽は素晴らしい!」という事になり、一見、どこにも悪い点は見当たらないように思えるが、それでは人の奥に隠れている知らない感覚を揺らせない。想定していたステージを再確認するようなものだ。

松本人志が「視聴率が6%なら100%にするよりその6%の人達が100%と思えるような事をやりたい」というような事を言っていたが、そう思う。そこで「売れる」「広げる」ためには視聴率を上げようとするやり方になるために、94%の人達は掴めても6%の人達は離れていくだろう。

6%の人達が100%とはいわなくとも、満足できる様な事ができれば、やる側も今まで気付かなかったことを知らされる様になるだろう。

僕が客席には向かわないというのは、観衆がいてもいなくてもいいという事では全然なくて、100人いれば、96人を楽しませる事よりも,6人の知らない何か感覚的な部分に届くものがあれば幸いだというか、その事の方が難しく、面白いと思う。

だからといって「売れる」「広げる」をやろうとしている、やっている人達が駄目だとは思わないし、むしろそのやり方で頑張ってほしいとも思う。それはそれ、僕は僕なのだし。

久しぶりの感覚

2015-04-19 01:39:57 | 日記
今宵は生まれ出た。

十数年ぶりの知り合いもきてくれたり山形繋がりもあったり、そういう空気になった場でもあったせいか、生まれた。歌いながら「ん、ん」というぐあいに。だから明くんにはやりにくかったかもしれないけれど、久しぶりの感覚。

だから明日のライブはいっそう険しくなるかもしれない。今日うまれたその感じに片寄らないために。

■4/19(日)高円寺 稲生座
Open 19:30 Start 20:00 Charge¥1500(ドリ ンク別) with 高木明(sax) 共演 山下太郎
東京都杉並区高円寺北2-38-16 サニーマン ション2F TEL 03-3336-4480

2015-04-18 13:40:03

2015-04-18 13:40:03 | 日記
東京へ向かう。

タクシーの運転手「桜渋滞ですね、さっきみたところ一本東の道の方がすいてると思いますよ。運転手にもいるんですよねーこういう時、あえて渋滞を知りながら、あれーお客さん渋滞にはまっちゃいましたってメーター稼ぐ人。私にはその度胸無いなぁ」と話してくる運転手。そんなことをぶちまける方がよっぽど度胸があると思うが・・。

結局その東の道をいき、多少回り道のために料金は上がったが、運転手さんが面白かったからいい。

今日は神田ウッドストックカフェでライブ。サックスの明と一緒にやるが、曲が全く決まらない。最近、ライブの曲の決まらな癖がやっかいだ。一人の場合は決まらないまま挑むが、そうもいかない。

それにしても車窓からの桜が綺麗ではないか。今回は何がおこるやら、何が生まれるやら。ある本を読んでいて、奇妙な体調を知っていて、ある事に気付くが、なかなか難しい問題だ。真の心の豊かさの手がかりは己の内部には存在しない。

遠くの山肌にはまだ雪がある。あっ、こいのぼり・。

あっライブか・・

2015-04-13 19:29:30 | 日記
それで僕は今、昨日みた桜の花と、犬を連れて歩くひとの「おすわり」「おて」というレベルではなく、「あるけ」「とまれ」といったもはや盲導犬レベルのやりとりをみて、飼っているというより、生かされているに近い関係性をぼんやりと考えている。

と思うと同時に今週ライブだった事に気付く。

■4/18(土) 神田 Woodstock Cafe(ワンマンライブ)
Start 19:30 Charge ¥2000(1ドリンク付き) with 高木明(sax)
千代田区神田小川町3-26-24 新小川 町ビルB1 TEL 03-3233-8015

■4/19(日)高円寺 稲生座
Open 19:30 Start 20:00 Charge¥1500(ドリンク別) with 高木明(sax) 共演 山下太郎
東京都杉並区高円寺北2-38-16 サニーマンション2F TEL 03-3336-4480

はたして今の心境はどうだろうか、それについては考えていない。

何に反応したのやら

2015-04-12 02:53:13 | 日記
店を開けて徐々に強烈な鼻炎、まいりました。記憶をたどれば3年ぶりぐらいのやつ。しかも面白くなりそうな夜に。なにも対応できず。それでもって、一応歌なんか唄っているもんだから、事は深刻。今日がライブじゃなくてよかったと思うが。

専門の病院で調べた時にはハウスダストが0の人の100倍以上ありますと言われていて、それ以降マスクと仲良くしているのだけれど、今日は本当にひどかった。

それらを尻目にうち上がってきた相方がガハハとやっているのを尻目に僕は退散した。

この相方は明日もガハハとやるであろう。最近、生まれ変われるならばこんな人に生まれ変わりたいとひそかに思っている。

帰りにコンビニでやけくそのチューハイを買っている間に13回くしゃみをしていたお客さんが、何も買わずに出ていった。

わからないときにある音は

2015-04-09 00:57:32 | 日記
技術的にすぐれている、すぐれていないが、何処か魅力がある。音の世界観が凄い、まるでない世界観がある。上手すぎる、下手すぎる。もはや何が良くて悪いか何も解らなくなってきている。

今はそのような心境に居れていることに感謝する。このような心境に居ても、揺れ動かされる音はやはり暗闇の中の光の様な音。

それにより、また萎みそうな道が開かれる。初めてのものがうまれる。そこでうまれたものがオリジナルなのかどうかなどどうでもよい。

むしろ、オリジナルでやってます!と言う人にオリジナリティーを感じた事がない。手を挙げられる様オリジナルなど皆無に等しい。

生まれる心境に立たされる事の方がよっぽど難しい。何かを目指すとそこは通らなくてよくなるだろうから。

つぼみはやがて

2015-04-05 16:42:48 | 日記
つぼみは黄からやがてピンクへと、楽しみだなぁ、あと6~7日というところかな。

未熟な足元から踏んで、踏んで、踏みしめて安定されていく舞台。そこから上手く下落するために踏み締めるのだ。

わかるためにはどれだけの言葉が必要だろうか

2015-04-03 18:34:44 | 日記


私の伝えたいことを私なりに歌にして身体の楽器(声)といわゆる楽器を使い届けたい、広げたい、そしてその私というのが愛なのだ、聴いてくれた人にそれを感じてもらいたい。みたいな事をやっている人、愛ではなくて陰であっても向かう方向はおなじこと。自己の内面をそのまま反映させる人たち。僕には理解できないというよりは、理解ができてしまうからつまらない。

目標があり、それに向けてレッスンを重ねて本番に挑むやり方では絶対に生まれない、生まれていても気付けない事がある。

では自分はどうだろうか、何を歌いたいかはわからない、が、草や木がこのように映るというのは比喩ではあるが、想像の向こう側というか、意識とはニューロン同士の伝達する信号により生まれるという考えと、実は神経細胞の信号が繋がっている外側つまり体外でおこっている可能性がある場合に比喩ではなくなるような事も起こりうるから、歌詞という言葉では何かしら歌うのだけれど、何も歌っていないかもしれない。

あれ・・何だったか・・またわかんなくなってきた、ただ、何かしら「ある」と思うからあるものに対して向かうわけだけど、僕としては「ない」ように思う部分で歌っているのかも知れない。