少太 BLOG

考える日々

雨の散歩道

2016-09-28 14:51:12 | 日記
雨の散歩道。雨がおこす無数に広がる波紋を観ていて、一つとして同じものがないという波紋。それであの波の比喩を思い出した。


海に風が吹けば、波が立つ、その波を起こす風というのが、あらゆる動き、現象世界であり、しかし風が過ぎれば静かな海となり、海が心、存在の本質であり、風という事物により起こる波のように心は掻き立てられる、が、心は過ぎ去ったあとの海の様に本来清浄であるという様な事。その事を知りながら起こる様々な事物、その世界に存在し、生きるということ。

心のようなそれを言葉として表す場合に、言葉、名称そのものよりも、比喩の方が意味をもつという、一方で見えないものも物質に還元することでしか認識できないとする唯物的思考。




雨の散歩道、雨により起こる波紋という現象を観ていてふと。
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