桜は散っても桜の木

桜は散っても桜の木。ヤエベニシダレはちょうど見頃だ。ギョイコウ桜はまだまだこれから、漢字は御衣黄桜と書くのか、御（み）の衣服（衣）は萌黄色（黄）という事か、なるほど。

大手門を入った所にヤエベニシダレが三か所あった記憶があるが二か所になっていると思ったら、切り株があり、それは何のために切ったのか、配置が悪いとかの理由だったら最悪だな。

そうして歩くのだ、

自分の事は自分にしかわからないと思っていると、そういう自分が解らなくなる。
本当は全然解っていない、というか、解るって何だろうか。

山の頂上を目指す旅ではなく、その逆の▽、登るたびに技量も増えるが、それもまたすぐに形を変えて、ますます深くわからなくなる。

何処にたどり着くかわからないが、いつか土に帰るまで、己に潜在しえる、引き出せるだけの音を探す旅を続けようじゃないか。
そうして歩くのだ、知らなかった日々を見つけながら。





なんちゃって

イシガメではなく

昨日水堀の亀達がいっせいに冬眠から目覚めて、水面に姿を表した。その日飼っていた食欲の低下していた亀が突然エサを勢いよく食べ始めた。


この亀はニホンイシガメだからイシくんと呼んで17年ほど飼っていたのだが、先日相方が何気なく亀のサイトを見ていたら「あれっ、イシくんはニホンイシガメではなくクサガメではないか！」となったからとかいって、今さらクサくんもないか、、ということで、この亀はその日からクサガメのイシくんということになる。

んーーー

小さな問題が生きるすべになり、大きな問題に盲目になる。小さな問題が許せなくなり、つまりは目の届く範囲の事に何かを見つけて大きな問題に盲目になる。大きな問題が生きるすべになると、大きな問題にやる気になるから、大きな問題に対処しようと躍起になるから小さな問題に盲目になる。


バカだのアホだのいう前に貴方は何者ですか、何のために生きるのでしょうか、その問いには今のところ私にも解らないのだが、、、。探し探しの日々ですが。

なんという花だ

ようやくオオイヌノフグリとオドリコソウが咲き始め、その同じ場所に咲くもうひとつの、小さな白い花の名前がいくら調べてもでてこない。あんたにたくさん咲くのだから、珍しい花ではないと思うけれど、、。

あとはなにも

水と、植物の血と、あと音と、まだ歩ける力、私が思える方向にゆける力、あとは何にもいりません。