少太 BLOG

考える日々

一時のお祭りではない

2014-12-27 19:19:24 | 日記
苦痛な表情をみえかくれさせながら、楽しいように見せようとして合いの手を引き出そうと必死にやっている。盛り上らなければやる意味がないといった様に。


これ程見るに堪えないライブはない。苦しいなら苦しみを全身で捕らえ全身でぶつければいいのに、そこにはじめて己が現れるというのに。


民族の踊りを見よ、ホーホー雄叫びを上げながら、跳ねているだけの様に見えても、彼等の生きている事の意味に感動さえ覚えるではないか、絶え間なく訪れる感情を体でやっているではないか。こういうものに世界は動く、揺れる。
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記憶も変化するが衰えではない、また生まれるのだ

2014-12-25 18:16:55 | 日記


ようやくまともな味覚に戻る。ようやく悪夢から引き戻される。


故郷、幼き思いでという物が、記憶という場所からそういう部分から少しずつ昨日の夢、今日見続けている夢という部分で合致するたびに塗り替えられる様にまた何処か別の場所というか部分に刻まれていく。昨日の足跡の様に。

歌うときに見え隠れするそれに近い空想の様子と視線を向けると映るその場の様子から考えられるライブの姿。それは空想と現実とかいう風に位置づけられるものではなく、発することに始まり生まれる何かだ。その「何か」を知りたい為にまたライブの場所に立って始めてみても、その場からまた何かが生まれるとしても、以前とは違う「何か」であるはずだから、わからない。それが面白い。

「イド」ではない。「独走」でもなく「一人よがり」ではなく「ショー」なんかではまるでない。解らないのだよ。


VAN MORRISON & THE CHIEFTAINSを聴く。今日はクリスマスか・こちらではホワイトクリスマス。その故郷の方はどうだろうか・・。
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めがまわる

2014-12-22 19:43:32 | 日記
忘年会ライブを終えて、ライブがはねた跡の忘年会を終えて。


今年三度目くらいのひどい二日酔い。ぐえっとなりながら目が覚めたら夕方でそのまま店に歩く。


ぼたんの様な雪が降っていて、そうかあれは南天ではなくて、梅干しか何かだったのかもしれない。頭はニット帽ではなくてバケツだったんだろうか。手袋は指のあるやつだったか、子供の背をかるく越えていたのも今では見下ろせる程度のものだったのかもしれない。そもそもそれら自体、夢だったのかもしれないと思うと、熱いよりは暖かい感情がこみ上げてくる。雪を見ただるまの話。


今日を乗り切るのは苦しい。明日も変わらない、ある程度の確信と、それによる安堵があるのがせめてもの救いだ。


こうしている間も、流れる細かな文字を見ていると目が回る。今日はやめだ。
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ゴロゴロするのは

2014-12-15 18:28:32 | 日記


休日に、いろいろとおめでとうという事もあり友人のお宅へお邪魔させていただく。「人が暮らす家だなぁ」と思うほど家らしき家。久しぶりに日本酒を飲む。たこ焼屋さんもびっくりのたこ焼きをつつきながら家らしい家にすっかりお邪魔をしてしまう。


真夜中に刺激欲しさにまたビールに戻り、自宅に着くころビールも飽きたとチューハイに手を伸ばし・・。今日はすっかりお腹のあたりがゴロゴロいっている。


真夜中の帰り道にいつもの野良猫を探しに行った、いつもの場所に一匹身を屈めていた猫が「ゴロゴロゴロゴロ」と鳴らしていた。


今年はこのライブで終了です。

Bar Tarji 忘年会 LIVE
Open 16:00 Start 17:00 Charge ¥1500(ドリンク別)
出演 
渋谷トシアキ  17:10~17:40
TORA       17:50~18:20
太田昌子     18:30~19:00
maquaroni    19:10~19:40
松沢春伸     19:50~20:20
BRONCO     20:30~21:00
Kechon Kechon Jug Band    21:10~21:40
少太       21:50~22:20

ここに来て浮かびつつあった物が、ぼんやりとしながら身体の何処かに消えていった。
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笑う個所の重要さ

2014-12-12 18:28:24 | 日記


税「税?」

僕が一番頭を抱えている事か。


税務署や、そういった処理をする場所に足を運ぶ人々からよく聞かされるのが「機械的に対応される」という様な事。
「まるで人をマシーンの様に思っている」など、僕はそういう対応というのがどのようなものなのか、どのような発言かという愉快さを何処かで待っていたかのような顔で、そういう場所に、担当者に向かうので、そうはならないらしい。


マシーンの様に扱われるという感想は、実は扱われているのは向こう側で、マシーンの様な仕事の教えを受けているからそのようにしか扱えないという、対応する側がマシーンの様になっている場合が多い。コンビニで働く学生なんかを見ているとよくある事。


ひとへの対応というより僕は毎年この時期になると勝手に頭を抱えている。税務署から帰ってきて、映っているニュース番組で早速「税」だ。
ハアーと周りには聞こえないように、身体が言ってしまっているすぐそばで、外にも聞こえそうな声で「ふんふん、ふふーん」と洗濯物を吊るしている人がいて、その光景を見ていると、少しながら安らぎを覚える。


先日買った新しいプリンターをつなげる。10年も経つと同じ役割を果たす機械という物はこうも進化するのかと思うと、10年前の古い機会が愛おしくなったりもする。

花小路文学賞という本を、昨夜暇な時間になんとなくパラパラしているうちに一息に読んだ。感想はパラパラめくっているうちに一息に読めてしまった内容だったという事、ただそれまで。企画そのものとしては素晴らしいと思う。


もしかしたら僕もパラパラしながら「ふんふん、ふふーん」と口ずさんでいたかもしれないけれど。
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愚痴ではない

2014-12-11 04:27:32 | 日記
ぼくはディランがとにかく好きで、この間どうちゃんが「もう飽きたでしょ」ともいったらしく、それでも歌ったディランが素直に好きだ。まったく下手も上手いも無い。


そして、面白いことに、僕の周りにはディラン好きはいても、「ディランだ、あっディラン」という人はあまりいない。来日にあたってでさえそうだ。


では何故に僕が好きかと言われれば、ディランの音楽はもちろん、いやもちろんじゃない音もありすぎるから、根こそぎ探ってみては。僕がそうしてきた様に。


それと同じ様にもうやめた、表現とかに、その世界に引っ張りこんで、伝えるべき事、あーだこーだ言うのは。


解るはずもないというか、音楽にとって解るって何だよ。


ぼくはこの身体をもっていくだけ、とにかく「わかるわかる」って何だよ。
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えずいてきた

2014-12-07 12:14:06 | 日記
今年最後の仙台、お世話になりました。


僕の知っていた気がする人たちは、といっても異性又は同性の、酒場のざわめきを横に聞いている程度かもしれない人たちは元気な様子で皆それなりにやっているなと思えた。


音が心地よかったな。初めて顔を覗かせる音が。


ライブに関してまた僕はいろいろなと言った様だけど、心にもないことを言ってはいない。


携帯電話を触りながら、触る手が子供の手をしっかりと握りながら、恋人の場合でも、とにかく歩いている人達の様に歌は歩く。だから解れるはずもなく、つかめるはずもないという事だ。


雪を考慮してバスになぜ乗ったのか、また具合が悪くなってきた反面、みえる空は爽やかだといっている、まぶしいほどに。
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寒波が不安だ

2014-12-05 18:00:07 | 日記


「いやーすみません-今日思ったより動員集められなくて」「んーそうだね、少ないとどうしても盛り上がりに欠けるからね。」


このような話を聞くと、盛り上がればそのライブががよくて、盛り上がらないとばつが悪い事が予想される動員数、「せめてこれくらいはね」という事になるのだろうか。極端にいうといい具合に店がお客さんで満たされていてれば良い、といった事に。


逆に「やる側」が開始時間を迎えて客席がガラガラだとテンションが下がるという「やる人」は問題外として素通りするが、店側は人集めのためのイベントの一つだと考えているのだろう。


「この映画おすすめだよ」という理由の第一条件に「解りやすくなおかつ面白い」「最初は難しい内容でもだんだんとつじつまが合ってきて最後はすっきりする様な感動がある」とか、そういう事をあらかじめ計算して撮っている映画というのは常にすぐれた動員数をたたきだす傾向があるし、逆によくわからないまま始まり終るという映画でさえも「ああ、難しい系のね」という「ガツンとくる音楽がロックだ」というように安易にカテゴリー化させられてしまう。


何かの主題歌などでよく知られるようになって、コンサート会場で「あの曲やってくれるかな」、やらない場合は「聴く側」はどこか裏切られた様な、イメージと違うなどの勝手ができてしまい、「やる側」もアンコールでこれやっとけば喜ぶだろうとか。どちらにせよそれは「盛り上がる演奏」という枠をどちらもはみ出していない事になるのだけれど、どちらも「納得」に収まる。


評論家でさえも自分の評論を述べる事よりもその評論を評論される向こう側を常に意識をした評論の枠をはみださない人が増えている。


バラバラに例をあげて書いているようだけれど、これらにはある共通点がある。文の中にも書いてある。が、その共通点そのものに僕は興味がないのでこの話も「それに対してこう思う」というふうには終らない様に終る。ただの文としての終点にいたる。

明日ライブです。

■12/6(土)仙台 VORZ BAR
Start 21:00 Charge ¥1500 共演 / 陽だまり に華
仙台市青葉区国分町1-6-1 ルナパーク一番町ビル 3F
TEL 022-224-0312
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2014-12-02 19:42:55

2014-12-02 19:42:55 | 日記
足はそちらへ、ニッカウイスキー工場へ。見学コースなので団体行動、列を乱さずに広い敷地内を並んで歩く。が、一つの生き物に目が止まる。白鳥に、大きく美しい。立ち止まり早速列を乱す。決まった内容の説明をしているが、まったく耳に入らず。白鳥・・。


東京ドーム4つ分という敷地内の一部分を工場見学である行程を歩き知らさせる。


試飲会場が洒落た飲み屋の様になっている様が面白かった。「一人一種につき一杯ですよ」そのわりにはおつまみなども売られていて、運転手用のソフトドリンクも並んでいて、コーナーは充実していた。


しかし迎え酒にウイスキーのストレートというのは予想以上に胃にこたえる。冷えたソーダ水がとてもやさしい。帰りの送迎バスが出発する頃に小雨が降りだした。

山形方面下りの電車を待つ頃、そこに他の人影は見当たらなかった。


■12/6(土)仙台 VORZ BAR
Start 21:00 Charge ¥1500 共演 / 陽だまり に華
仙台市青葉区国分町1-6-1 ルナパーク一番町ビル 3F
TEL 022-224-0312
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