ちゃんとライブの感想を書こう。
maniaclunchというバンドでは初めてのライブ・・・これは言い訳でしかないかもしれないが、初めてのライブはやはり緊張する。
出来は良かったような良くなかったような、正直自分ではよくわからない。
ベストな自分を出せたら・・・と思ってしまうし、妥協できる出来でもない。
だが、ライブの映像を観たり音源を聴いたりしていると、今までの練習の音源とは違った味がある。
要は、自分が「うまくできなかったなぁ、失敗したなぁ」と思っている点が、今まで気づかなかった自分たちを教えてくれている。
かなり暴れん坊でラフなリズム隊で、とてもきれいで合わせやすいリズムではないと思ってしまうが、それがまた面白い味を出しているとも思える。
メチャクチャなようで、ある線は越えていないのでまとまりも残っている。
思えばバンド形式でギターと歌を一緒にやる教官を見るのは初めて。
教官との出会いは5年前の対バンだが、それ以来「バンドでギターを弾いている」か「弾き語りでギター&歌をやっている」のいずれかの姿は見ていたが、ギターボーカルというスタイルは初めて。
このDVDを観て、ようやく教官の演奏姿が頭の中に描かれたように思う。
そしてそれは重要なこと。
ドネルのときはpuneさんの、ソバシルボのときはソバの歌って弾いている姿というものが自分の中にしっかりイメージできていた。
だからこそ、バンドの中で自分がどういう演奏をするのかがすんなりイメージできていたと思う。
教官のそんな姿は今まで結局スタジオ内で観ていただけだった。
次のライブは4月19日に決まっている。
おそらく、それまでの1ヵ月半でまた大きく変わると思う。
タイコ自体もかなり練習すると思うが、それ以上にバンドのイメージができてくることが大きい。
次は今回のライブとはいろいろな意味で違った味を出すと思う。
それがまとまりに向かうのかもっとラフに暴れる方向に向かうのかはわからない。
「きれいにまとまる」ばかりが良いとは思わないし、教官が乗りこなすのを楽しめるならば私とテンチョウが暴れ馬として暴れまくるのもよいのではないだろうか。
30分間という持ち時間を飽きさせず、気がついたらライブが終わっていたというくらいに観る人を引き込める演奏をしたいものだ。
今回のライブ、少なくとも後悔はしていないし、やり直したいとも思わない。
ひとつのターニングポイントとして大きな意味を持つライブだったと思う。
何より、楽しい1日だった。
頭は血まみれだったが、楽しい1日だった。
強いて残念なことを挙げるとすれば、ほしのが・・・