ヘタフェ戦を前にしたプレスカンファレンスで、モウリーニョは、イグアインは椎間板ヘルニアのため残りのシーズン離脱となること、すぐにでも手術が行われるであろう、という話をしたそうです。
「クラブのメディカルチームが何をすべきか話し合った後、ある先見性のある人は(皮肉っぽく聞こえる)、1ヶ月前は手術するはずはないと言った。今、1ヶ月が過ぎて、我々には手術が必要なことがわかり、彼の離脱は6ヶ月となるだろう。」
ヘタフェ戦、召集リスト
GK:イケル、アダン、パチェコ
DF:アルビオル、マルセロ、セルヒオ・ラモス、アルベロア、ガライ
MF:シャビ・アロンソ、ケディラ、ガゴ、ラス、グラネロ、エジル、ディ・マリア、カカ、カナレス、ペドロ・レオン
FW:クリスチアーノ・ロナウド、ベンゼマ
カカ、ガゴ、カナレスが召集リストに載りました。カンテラからは第3GKのパチェコのみで、モラタやファンフランの召集はなし。20名いますので、最終的に2名外れます。
プレスカンファレンスでは、モウリーニョは先発予定の11人も明らかにしました。
GK:イケル
DF:アルベロア、セルヒオ・ラモス、アルビオル、マルセロ
MF:シャビ・アロンソ、ラス、ディ・マリア、エジル、クリスチアーノ・ロナウド
FW:ベンゼマ
モウリーニョのプレスカンファレンス
--------------------------------
モウリーニョがここまではっきり言ってしまって、イグアインの長期離脱は避けられないものとなるようです。本当なら公式のメディカル情報で発表するのが先だと思いますが、当初の予定通りならイグアインはまだマドリーに戻ってきていないだろうし、最終検査もこれから。でも、離脱から1ヶ月を経て症状が好転していないのは確か、ということなんでしょう。モウリーニョが、イグアインをこの先6ヶ月失う、今シーズン無理だと言っているのが事実なのか比ゆ的な表現なのかは、正式な診断が出ないとわかりませんが、いずれにしても長期離脱……。
この日のモウリーニョのプレスカンファレンスからは、補強なしという現時点でのクラブの姿勢を受け入れることにした、というような感じがしました。冬のマーケットはまだ1ヶ月開いてますし、この先の数試合でイグアインの不在がもろに出るような結果になったら、急遽動いたりすることもあるかもしれませんが。
入れ替わるようにカカ復帰、カナレスも負傷が癒えて、クリスチアーノ・ロナウドと共にFWの区分になってました(召集リスト発表の動画はそう言っていた)。本来のポジションでない選手も出てくるというのが誰のことになるのか、この先の試合で徐々にわかっていくと思います。アンバランスな物足りない戦力を、モウリーニョがどうこね回すのか。ある意味、楽しみとも言えるのかも。
「クラブのメディカルチームが何をすべきか話し合った後、ある先見性のある人は(皮肉っぽく聞こえる)、1ヶ月前は手術するはずはないと言った。今、1ヶ月が過ぎて、我々には手術が必要なことがわかり、彼の離脱は6ヶ月となるだろう。」
ヘタフェ戦、召集リスト
GK:イケル、アダン、パチェコ
DF:アルビオル、マルセロ、セルヒオ・ラモス、アルベロア、ガライ
MF:シャビ・アロンソ、ケディラ、ガゴ、ラス、グラネロ、エジル、ディ・マリア、カカ、カナレス、ペドロ・レオン
FW:クリスチアーノ・ロナウド、ベンゼマ
カカ、ガゴ、カナレスが召集リストに載りました。カンテラからは第3GKのパチェコのみで、モラタやファンフランの召集はなし。20名いますので、最終的に2名外れます。
プレスカンファレンスでは、モウリーニョは先発予定の11人も明らかにしました。
GK:イケル
DF:アルベロア、セルヒオ・ラモス、アルビオル、マルセロ
MF:シャビ・アロンソ、ラス、ディ・マリア、エジル、クリスチアーノ・ロナウド
FW:ベンゼマ
モウリーニョのプレスカンファレンス
Q:カカの復帰、イグアインの不在でシステムの変更はあるか?
M:チームはこういうやり方で3ヶ月戦ってきた。不幸なことに、我々は全選手を使える状態ではやってこれなかった。この3ヶ月はカカがいない中でチームを構築していたし、この先6ヶ月はイグアインがいなくなり、我々は別のチームを構築することになるだろう。選手たちがそれぞれ専門のポジションでプレイしないことが多くなるだろうが、多くの試合があることを考え、バランスを見出していく必要がある。1月と2月、リヨン戦までに我々には14試合があるが、非常に大変なものとなるだろう。現実的になる必要があり、何人かの選手は自分自身のポジションではないところでプレイすることになるだろうし、おそらく我々は別のシステムを構築しなければならなくなるだろう。
Q:イグアインが手術することになるだろうというのは本当か?
M:1ヶ月以上前から、メディコたちと私は、手術することになるのだろうと確信していた。そこに、ある先見の明のある人が、手術なしで回復する可能性について話をした。話を聞きたいと思う人の話を聞くと、その話は本当のように思える。何度も繰り返される嘘は真実のようになる。そして今はその先見の明のある人たちは意見を変え、イグアインは手術することになり、私たちは彼らの手にゆだねたあの子と共にある。私は、イグアインに対してもチームに対しても、申し訳なく思っている。しかし、メディカルチームが我々と同様であり、1ヶ月がたって、他方が沈黙し、彼らが正しかったことを嬉しくも思っている。
Q:あなたの言う先見の明のある人とは、クラブの中の人物か外の人物か。
M:外だ。
Q:イグアイン不在でチームを指揮していくのは難しいものになるか?
M:その質問は、難しいものになるかどうか?ではなく、いつあなたは、6~7試合の準備試合、6~7週間でチームを作っていくのかだ。他には、それを1月のうちにやること、エラーを犯している時間はない。しかしそれは問題ではない、現在私は心配していない。カカはスタメンに近いとはいえないが、15分か20分その特別なクオリティを我々に与えてくれるだろう。カカについて話すことは、ファンタスティックなプロフェッショナルについて話すということだ。メディカルチームは、常に彼に非常に近いところにいた。リハビリ担当が24時間一緒というのは不可能なことだが、しかしいつでも非常に近くにいてたくさんのトレーニングをしていた。そして今、カカがフィジカルの問題もなく戻ってきているということは、全員に対して、何よりも彼自身に対して祝福を送る時間ということだ。
Q:カカが復帰したが、9番の補強はまだ中心の課題か?
M:そういったことについての話で時間を無駄にしない。何ヶ月にも渡って、私はカカについての話をほとんどしないでいた。誰がいたら、ということに重要性をおかず、彼の怪我を言い訳にすることはできなかった。今は、イグアインができるだけ早く復帰できるよう試みていく必要があるが、それについて話をする必要はないし、ここにいる人たちを信頼していくことだ。
Q:ミチェルのことを知っているか? レアル・マドリーの将来の監督として彼を見るか?
M:ミチェルのことは知っている、フットボールを愛するものなら誰でも彼を知っている。ここにいた選手、マドリーで選手としてのキャリアを積み、彼の世代では最も重要な選手の一人だ。そして監督としてのキャリアは、ここのカスティージャからヘタフェ。もしマドリーの監督をする条件というのがあるなら、彼はこうした分析をするような会長にもなるだろうが(?)、彼が白のハートを持っていること、このクラブの一部となるために常に扉が開かれている人物であることは、当然だ。それが私の感想だ。
Q:明日からシステム変更の可能性は?
M:チームにはそれ自身の構造があり、いつでもそれを持ち続けていく可能性がある。明日プレイするのはもう知っているだろうが、アルビオル、セルヒオ、アルベロア、マルセロ、セントロの2人(ラスとシャビ・アロンソ)、エジル、クリスチアーノ、ディ・マリア、そしてベンゼマだ。もちろん我々は、同じ選手たちをリヨン戦まで維持し続けることはできないだろうし、そしてもし選手を変更するなら、システムを変えることになる。なぜなら、我々にはFWが1人しかいないからだ。しかし同じ状況についていつも話をするのは意味あるものではない。
Q:2010年の最後の試合ではあなたはプレスカンファレンスに出てこなかったが、どうしてか?
M:多すぎるほどの試合があって、毎週試合があるたびに、いつも同じ顔同じ声だ。あなたたちは新聞を売らないといけないし、視聴者を生み出さないといけない。もし私が毎日顔を出していたら、人々は飽きてしまう。私が話すのが好きだと考えているようだが、本当のところ私でなければ、もう話さないところだ。
Q:対戦相手ヘタフェをどう見ているか?
M:相手は良いチームであり、難しい試合になるだろう。彼らは何試合かの連勝を重ねてここまで来ているし、落ち着いてより上を狙うことができる順位につけている。休暇の後だということは、私にとっては大きな意味を持たない、選手たちがスーツケースを持って休暇に出かけようとする前の話をするのと同じことだ。我々は、集中力を持って非常に真剣な試合を戦った。いま選手たちは注意深くなっており、数日間非常に良いトレーニングをして、チームは(前と)同様の集中力と強さを持っている。もし我々が勝てなかったら、それはヘタフェのせいだ。我々のせいではない。
Q:選手の移籍を受け入れるか?
M:クラブからの情報によると、出て行く選手はいない。25人の選手、クオリティがあっても出場機会が少ない選手もいる。我々は彼らを信頼しているし、彼らの時間も訪れるだろう。私が手にしている情報では、我々は同じ25人で最後まで続けていくだろうというものだ。これからは、イグアインのことで、24人になるだろうが。
Q:ベンゼマは、彼のベストからは遠いか近づいているか?
M:良い状態だ。最後の試合では、レバンテ相手に3点を決めた。今日のカシージャスの記事を読んだが(MARCAのインタビューだと思う)、彼が言うのは、ベンゼマは去年に比べて、より話すようになり、より馴染んでいるということだ。そういうのは良いものだと思う。お互いに、選手として個人としてのキャラクターがあるが、ベンゼマにとってポジティブな時にあるのだと私は思っている。
M:チームはこういうやり方で3ヶ月戦ってきた。不幸なことに、我々は全選手を使える状態ではやってこれなかった。この3ヶ月はカカがいない中でチームを構築していたし、この先6ヶ月はイグアインがいなくなり、我々は別のチームを構築することになるだろう。選手たちがそれぞれ専門のポジションでプレイしないことが多くなるだろうが、多くの試合があることを考え、バランスを見出していく必要がある。1月と2月、リヨン戦までに我々には14試合があるが、非常に大変なものとなるだろう。現実的になる必要があり、何人かの選手は自分自身のポジションではないところでプレイすることになるだろうし、おそらく我々は別のシステムを構築しなければならなくなるだろう。
Q:イグアインが手術することになるだろうというのは本当か?
M:1ヶ月以上前から、メディコたちと私は、手術することになるのだろうと確信していた。そこに、ある先見の明のある人が、手術なしで回復する可能性について話をした。話を聞きたいと思う人の話を聞くと、その話は本当のように思える。何度も繰り返される嘘は真実のようになる。そして今はその先見の明のある人たちは意見を変え、イグアインは手術することになり、私たちは彼らの手にゆだねたあの子と共にある。私は、イグアインに対してもチームに対しても、申し訳なく思っている。しかし、メディカルチームが我々と同様であり、1ヶ月がたって、他方が沈黙し、彼らが正しかったことを嬉しくも思っている。
Q:あなたの言う先見の明のある人とは、クラブの中の人物か外の人物か。
M:外だ。
Q:イグアイン不在でチームを指揮していくのは難しいものになるか?
M:その質問は、難しいものになるかどうか?ではなく、いつあなたは、6~7試合の準備試合、6~7週間でチームを作っていくのかだ。他には、それを1月のうちにやること、エラーを犯している時間はない。しかしそれは問題ではない、現在私は心配していない。カカはスタメンに近いとはいえないが、15分か20分その特別なクオリティを我々に与えてくれるだろう。カカについて話すことは、ファンタスティックなプロフェッショナルについて話すということだ。メディカルチームは、常に彼に非常に近いところにいた。リハビリ担当が24時間一緒というのは不可能なことだが、しかしいつでも非常に近くにいてたくさんのトレーニングをしていた。そして今、カカがフィジカルの問題もなく戻ってきているということは、全員に対して、何よりも彼自身に対して祝福を送る時間ということだ。
Q:カカが復帰したが、9番の補強はまだ中心の課題か?
M:そういったことについての話で時間を無駄にしない。何ヶ月にも渡って、私はカカについての話をほとんどしないでいた。誰がいたら、ということに重要性をおかず、彼の怪我を言い訳にすることはできなかった。今は、イグアインができるだけ早く復帰できるよう試みていく必要があるが、それについて話をする必要はないし、ここにいる人たちを信頼していくことだ。
Q:ミチェルのことを知っているか? レアル・マドリーの将来の監督として彼を見るか?
M:ミチェルのことは知っている、フットボールを愛するものなら誰でも彼を知っている。ここにいた選手、マドリーで選手としてのキャリアを積み、彼の世代では最も重要な選手の一人だ。そして監督としてのキャリアは、ここのカスティージャからヘタフェ。もしマドリーの監督をする条件というのがあるなら、彼はこうした分析をするような会長にもなるだろうが(?)、彼が白のハートを持っていること、このクラブの一部となるために常に扉が開かれている人物であることは、当然だ。それが私の感想だ。
Q:明日からシステム変更の可能性は?
M:チームにはそれ自身の構造があり、いつでもそれを持ち続けていく可能性がある。明日プレイするのはもう知っているだろうが、アルビオル、セルヒオ、アルベロア、マルセロ、セントロの2人(ラスとシャビ・アロンソ)、エジル、クリスチアーノ、ディ・マリア、そしてベンゼマだ。もちろん我々は、同じ選手たちをリヨン戦まで維持し続けることはできないだろうし、そしてもし選手を変更するなら、システムを変えることになる。なぜなら、我々にはFWが1人しかいないからだ。しかし同じ状況についていつも話をするのは意味あるものではない。
Q:2010年の最後の試合ではあなたはプレスカンファレンスに出てこなかったが、どうしてか?
M:多すぎるほどの試合があって、毎週試合があるたびに、いつも同じ顔同じ声だ。あなたたちは新聞を売らないといけないし、視聴者を生み出さないといけない。もし私が毎日顔を出していたら、人々は飽きてしまう。私が話すのが好きだと考えているようだが、本当のところ私でなければ、もう話さないところだ。
Q:対戦相手ヘタフェをどう見ているか?
M:相手は良いチームであり、難しい試合になるだろう。彼らは何試合かの連勝を重ねてここまで来ているし、落ち着いてより上を狙うことができる順位につけている。休暇の後だということは、私にとっては大きな意味を持たない、選手たちがスーツケースを持って休暇に出かけようとする前の話をするのと同じことだ。我々は、集中力を持って非常に真剣な試合を戦った。いま選手たちは注意深くなっており、数日間非常に良いトレーニングをして、チームは(前と)同様の集中力と強さを持っている。もし我々が勝てなかったら、それはヘタフェのせいだ。我々のせいではない。
Q:選手の移籍を受け入れるか?
M:クラブからの情報によると、出て行く選手はいない。25人の選手、クオリティがあっても出場機会が少ない選手もいる。我々は彼らを信頼しているし、彼らの時間も訪れるだろう。私が手にしている情報では、我々は同じ25人で最後まで続けていくだろうというものだ。これからは、イグアインのことで、24人になるだろうが。
Q:ベンゼマは、彼のベストからは遠いか近づいているか?
M:良い状態だ。最後の試合では、レバンテ相手に3点を決めた。今日のカシージャスの記事を読んだが(MARCAのインタビューだと思う)、彼が言うのは、ベンゼマは去年に比べて、より話すようになり、より馴染んでいるということだ。そういうのは良いものだと思う。お互いに、選手として個人としてのキャラクターがあるが、ベンゼマにとってポジティブな時にあるのだと私は思っている。
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モウリーニョがここまではっきり言ってしまって、イグアインの長期離脱は避けられないものとなるようです。本当なら公式のメディカル情報で発表するのが先だと思いますが、当初の予定通りならイグアインはまだマドリーに戻ってきていないだろうし、最終検査もこれから。でも、離脱から1ヶ月を経て症状が好転していないのは確か、ということなんでしょう。モウリーニョが、イグアインをこの先6ヶ月失う、今シーズン無理だと言っているのが事実なのか比ゆ的な表現なのかは、正式な診断が出ないとわかりませんが、いずれにしても長期離脱……。
この日のモウリーニョのプレスカンファレンスからは、補強なしという現時点でのクラブの姿勢を受け入れることにした、というような感じがしました。冬のマーケットはまだ1ヶ月開いてますし、この先の数試合でイグアインの不在がもろに出るような結果になったら、急遽動いたりすることもあるかもしれませんが。
入れ替わるようにカカ復帰、カナレスも負傷が癒えて、クリスチアーノ・ロナウドと共にFWの区分になってました(召集リスト発表の動画はそう言っていた)。本来のポジションでない選手も出てくるというのが誰のことになるのか、この先の試合で徐々にわかっていくと思います。アンバランスな物足りない戦力を、モウリーニョがどうこね回すのか。ある意味、楽しみとも言えるのかも。
いつもスペインからの最新情報ありがとうございます。毎回楽しみにしています。まわりにマドリディスタもいないので本当にありがたいです。
イグアインの6ヶ月離脱は痛いですね…ベンゼマ頑張れ!モウリーニョのシステム変更はちょっと楽しみです。イグアインもいなくて大変ですが、今年(こそ)はチャンピオンズリーグで上の方まで行ってほしいな。
今年もよろしくお願いします。
あけおめです!!
セルヒオさんの言うように、おれも更新を毎回楽しみにしてます♪
今年もよろしくです!!
あけましておめでとうございます。こちらこそ、今年も宜しくお願いいたします。
今朝の試合を見ると、やっぱり、「うーん、ベンゼマ……」とちょっと不安が残りますね。イグアインが最終的にどうなるのかまだわかりませんけど、モウリーニョは何か考えがあるんでしょうか。カカも復帰しましたし、良い方向に進めれば良いですね。CLはひとつでも上のほうに、クラシコでは数年分まとめてリベンジを。
>セルヒオ・ラモスさん
あけましておめでとうございます。いつもながら、興味を引かれたニュースしか拾わない適当なブログですが、今年も宜しくお願いします。マドリーは、戦力的に苦しい状況でしばらく進むことになりそうですが、何とか良いバランスを見つけて、勝ちを重ねていって欲しいですね。