けんきゅうきろく(と、あともうひとつ)

レアル・マドリー、リーガエスパニョーラ関係の、なんとなく気になるニュース。

深く考えずに

2010-06-01 22:21:15 | football
裏があるんだろうなと思ってしまいますが
1個下の記事にあるとおり、本日ベルナベウのプレスルームにて、ラウルのバイオグラフィを記した書籍『El triunfo de los valores』(エンリケ・オルテゴ著)のプレゼンテーションが行われました。
ASの記事を参照して、まずは同席したフロレンティーノ・ペレス会長のメッセージ。歯が浮きそうとか寒気がするとか、いろいろ印象があるかとは思いますが。

「ラウルはいつでも私に、ディ・ステファノを思い出させます。なぜなら、彼はアスリートとして人間として、模範であるからです。彼は忠誠の価値とプロフェッショナルの倫理観を体現しています。彼はクラブに対し、ピッチの中でも外でもすべてを捧げてきました。彼は、このユニフォームを偉大なものとしました。ラウルはフットボールを呼吸するのです。このクラブは要求をしますし、このクラブの一部となる者には最高のものを要求せざるを得ません。そしてラウルは、挑戦し、努力し、勝利することを愛する人物です。ラウルこそレアル・マドリーです。彼が献身してきた年月に感謝したいと思います。」
「レアル・マドリーは、その特質と勝利の魂を構築してくることができました。その理想は勝利することであり、屈服することではありません。その文化がレアル・マドリーには維持されているのです。サンチアゴ・ベルナベウやアルフレド・ディ・ステファノといった人物たちは、このフットボール哲学を構成する存在であります。そして今日、私たちは、こうしたヒーローたちの本をご披露するに至ったのであります。」

では当人の、ラウルのコメント。

「ディ・ステファノに感謝したいと思います。僕は自分のキャリアにおいて、彼に魅了されてきました。僕はいつでも、彼のようになりたかったのです。でも到達できた部分では、それは不可能なものでした。フロレンティーノの、その愛情に感謝します。そして今ここにいてくれる友人たちすべてにも。皆が、この本を愛してくれるでしょう。非常に美しい逸話が含まれています。僕はとても誇らしく感じています。幼い頃から、このクラブの価値について繰り返し教え込まれてきましたし、僕はそれを実行しようと努力してきました。」

このプレゼンテーションが行われたプレスルームの最前列には、監督に就任したばかりのモウリーニョ、そしてホルヘ・バルダーノが座っており、またラウルの親しい友人であるフェルナンド・モリエンテスや、代理人のヒネス・カルバハル、クラブのメディカルチーム、ミゲル・パルデサなども出席していたとのこと。

モリエンテス何してんの……って、並んでる!(ニヤニヤし過ぎだ、モリエンテス)。




ポルトvsモナコを思い出すな……。



うーん…うーん…

MARCAやASの報道は間違いではなかったようで、既報のとおりのデザインの新ユニの発売が始まりました。が。
うーん…見慣れるとは思うんですが、背中のフォントが気に入らない。なんかコロコロしてるっていうか…DとO、RとAの区別もしづらいし。ラウルさんなのかアアウルさんなのか、ロナウドさんなのかアオナウオーさんなのか、わかりません。いや、わかるけど、何かやだなあ。(el mundoより写真なんまいか追加)。

あと「バルサのセカンドは緑色~」とか思っていたら、マドリーにも緑色ユニがありました……イケル用ですけど。


緑。





小話集
ASのこぼれニュースを拾った記事から。
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グティはモウリーニョとの話し合いと、残る1年間のレアル・マドリーとの契約をまっとうすることを望んでいる。グティはトップチームで15シーズンを過ごし、これはスペインサッカー選手協会の勤続表彰の条項32に当たる。イエロが引退する際、彼がレアル・マドリーの選手として10年間の壁を越えたことに対し、200万ユーロが支払われた。
(って普通に訳しちゃったんですが、勤続表彰があるって始めて聞いたような……)

フィーゴとジダン、2人のギャラクティコは、モリエンテスと共に、メキシコのテレビ番組「Televisa para el Mundial」のコメンテーターを務めることになった。フィーゴはクリスチアーノに、ジダンはリベリに、モリエンテスはビジャに話を聞く。マラドーナによって南アフリカ大会から締め出されたサネッティも参加する。

若き選手パコ・アルカセル(16歳)は、先に行われたU-17欧州選手権での卓越したパフォーマンス(スペイン代表は準優勝、彼自身5試合で6ゴールを決めた)の結果、このプレシーズンを、彼の所属するクラブ、バレンシアのトップチームで過ごすだろう。このストライカーは、ラ・ロヒータ(ラ・ロハの小さい版)として13試合に出場し15ゴールを決めている。

スペイン代表は現在チロルのシュルンスという街にいる。ここは、ヘミングウェイの思い出のある場所で、彼の死後に出版された『移動祝祭日』の舞台となった。この作品の中でヘミングウェイは、自身が若い頃暮らした、現在スペイン代表が合宿を行うこの街の雰囲気を描いている。好奇心をそそる永遠の関係が、スペインとヘミングウェイの間にはある。
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2 コメント

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Unknown (ラウールファン)
2010-06-02 17:14:11
何日かぶりにこららのブログを見ていたら、面白いニュースが出ていたので、びっくりしました。ほんとに面白そうな本ですね。今すぐ読みたいところなんですが、スペイン語が読めなくて……。和訳された本が出るように祈ります……。
あと、モリエンテスが元気そうだったのがよかったです。早く移籍先がきまるといいですね。
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Unknown (本人)
2010-06-03 06:45:38
欲しいですね、この本。せめて英語なら・・・でも、写真が多そうだったので、それだけでも楽しめるかもしれません。

>モリエンテスが元気そうだったのがよかったです
モリエンテス、私も見るのが久しぶりで、「ああ元気そうだなー」と同じことを思いました。今後は・・・どうなるでしょうね。
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