けんきゅうきろく(と、あともうひとつ)

レアル・マドリー、リーガエスパニョーラ関係の、なんとなく気になるニュース。

幸せを噛みしめて

2008-12-26 20:34:25 | football
クリスマス休暇中の、各クラブと選手たちの努力についての、こんな記事をMARCAから。


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レアル・マドリーの監督、ファンデ・ラモスは、選手たちに対し、フォームを落とさずに戻ってこさせるために厳格な指示を与えた。バルセロナの監督、ペップ・グアルディオラは、首位を独走しているにもかかわらず、さらに厳しい。

クリスマスは、定義すれば、食べたり飲んだりの不摂生のお祭り、それから良い決意である。後者は通常、風のように流されてしまうもので、前者が文字どおりに満ち溢れている。体重を増やさずに年を終わる人はいるだろうか? あるいは小さなグラスを手にしていない人は? 休暇の間はすべてが許され、大いに反省し、そしてさらに、重要な期日にどのような状態であるかということになる。
フットボール選手たちは、もちろん、そんな余裕はない。あるいは、そう、こうしたクリスマスは彼らにとって負荷の増した義務となっている。カレンダーは今シーズンに多くのものを求めるが、選手たちのスーツケースに、摂りすぎが望ましくない食物の完璧なリストと、特別なトレーニングプランを入れないチームはほとんどない。休むのはそのとおり、だが条件つきだ。

このため休暇は、十分に楽しいものにならないだろう。もしそうでないなら、レアル・マドリーの選手に聞いてみよう。ファンデ・ラモス(正真正銘、食事調整に取りつかれている)がレアル・マドリーのベンチにやって来たことは、彼の選手たちに一連の制限事項を命ずることとなった。アルコールはダメ、甘い物もほとんどダメ、制限された食事。計画以上に、これは一連のお祭りに対抗するものとなるようだ。
12ポイントのリードを保っているにもかかわらず、バルセロナは、その永遠のライバルのプランよりも上を行く方法をとっている。グアルディオラはさらに先を行っている。各選手に対する個別の食事調整方法に加え、この監督は、個々の選手やその選手が休暇を過ごす場所に応じてトレーニングプランを組んだ。クリスマスをブラジルで祝うか、アイスランドで祝うかは、同じではないのだ。

しかし彼らだけが、このやり方を取るフットボール選手たちではない。バジャドリも、その選手たちに厳格であることを求めている。メンディリバル監督は、少し食べ過ぎるくらいのことには好意的である。しかし身体の保全については厳しい制限がついている。29日には、チームの誰一人、それぞれの理想体重から1kgオーバーすることが許されない。
メンディリバルだけではない。エメリ監督とクラブの医師たちは、バジャドリの場合と同じように、選手たちの休暇を計画した。フィジカルトレーニングとランニング、そして各選手に対し、オーバーしても許される体重の余地を示したレポート。200gでもオーバーする選手は出てこないだろう。

他の食事調整法と同様に、フットボールに関する内分泌系で著名なアントニオ・エスクリバル医師も誤りはしない。このため、アスレチック・ビルバオとセビージャは、この医師のアドバイスを受け入れている。最もよく言われる変わった方法は、皮をむいていないトマトを食べないこと、というものである。もちろん、アルコールや炭酸入りドリンクは、スポーツマンの観点から摂取は望まれない。

マラガでは、休暇中のトレーニングの計画は、ラ・ロサレダのフィジカルトレーナーである、エンリケ・ルイスの責任となっている。休養と活動とを結びつけるため、マラガの選手たちは個々のトレーニングプランを受け取っている。4日間のトレーニングと、3日間はトレーニングウェアとシューズを忘れること。
大げさかどうか、確かなことは、摂食行動というのはチームの準備では基礎となることのひとつで、だからこそ、毎日その点に多大な注意が払われているのだ。

クリスマス休暇は、夏の休暇に比べればそれほど危険ではない。しかし過去には、ふにゃふにゃになって戻ってきた選手も珍しくはない。彼らは、1週間か2週間太ったブタのように汗をかき、フィジカルレベルを元に戻した。だから、コントロールをすることは、残されたシーズンの決定的な場面に立ち向かうに当たって、必要なことなのである。
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以前はこれほどではなかったかもしれませんが、現代のフットボールでは厳しい食生活管理は当然なんでしょうね。2シーズンほど前に、リーガで膝の靭帯損傷が相次いでいた頃は、食生活の管理はどうなっているのか、といった点まで議論が及んでいました。でも、せっかくのクリスマスの食事が十分に楽しめないのは寂しいだろうなあ。選手たちも大変ですね。

さて、ビールでも飲むか。

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