けんきゅうきろく(と、あともうひとつ)

レアル・マドリー、リーガエスパニョーラ関係の、なんとなく気になるニュース。

2シーズン目

2014-09-12 18:43:03 | football

ギャレス・ベイル、2シーズン目へ
ミラーの記事。英語の方が訳が難しい気が…。
せっかくマドリーダービー直前なので、使ってる画像は、すべて昨年のCLファイナルのものです。
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Q:いまはウェールズ代表と共にいます。非常にエキサイティングな時であり、枠が拡大されたEURO2016の予選に臨むことになります。(2016年大会から、参加国が16から24に拡大される)
A:そうだね(笑)。僕たちはかなり若いチームだけれど、ずっと一緒にやっていて、今はとても理解がある。今回は、僕たちが出場権を手にしようとチャレンジできる、僕たちの舞台になると信じきっているよ。それに、より多くのチームがEUROに出られる今回は、僕たちに多くの可能性を与えるものだ。出場できることは僕たちにより大きな自信を与えるものだと思うし、自分たちのベストを尽くすつもりだ。

Q:あなたがレアル・マドリーに何をもたらすかを示すことは、プレッシャーではないですか?
A:僕個人としては、僕がただ自分自身のフットボールをプレイするだけで、それでうまくいけば皆が満足してくれるだろうと考えている。だから、自身を証明するために何かさらに特別なことをする必要は感じなかった。トッテナムでもそうできていたと感じているし、だから昨シーズンもそうだったといいなと思うよ。

Q:1年前、あなたが移籍した時、あなたは驚くべきフットボール選手だがいいやつで、ちょっとおとなしいと思った人がたくさんいたんじゃないかと思います。たぶんあなたは、あれほどの大きな舞台で、自分自身に無理を強いることに悩んだだろうと思います。でも1シーズン過ごして、悪いものではなかったですね?
A:そうだね(笑)、いいファーストシーズンだったよ。マドリーにとっての10度目のチャンピオンズを勝ち取ることは、明らかにクラブの誰にとっても大きな目標だったし、僕自身にとっても、ファーストシーズンでそれができたのは、間違いなく夢が現実になるものだった。もちろんコパ・デル・レイも大きな勝利で、常に勝ち取ることは素晴らしいものだ。僕自身のことを考えると、世界で最も大きいクラブに行ったのだとわかっていたけれど、自分自身のフットボールをすれば、十分に貢献できるだろうと確信していた。ありがたいことに、昨シーズンはそうなった。

Q:あなたにとって昨シーズンの、最高の瞬間、あるいは最も誇らしかった瞬間は?
A:チャンピオンズ・リーグを獲ったことだと思う。たぶんマドリーは、12年間に渡ってそれを追い求めてきたのだろうし、それこそが、マドリーが僕を獲得して、チャンピオンズを獲得できるようチームを強化しようとした理由だ。それに、僕のファーストシーズンでそれが達成できたのは、夢のようなことだった。僕にとってだけではなく、誰にとっても、だね。

Q:それが今シーズンの目標でもあるのでしょうか? すべてを手にしたいと願っているとは思います、でも……
A:そうだな…チャンピオンズ・リーグは、どの選手にもとっても常にスペシャルなものだし、言った通り、マドリーのようなクラブは、そのヨーロッパでの素晴らしい戦いと、チャンピオンズ・リーグを獲ったことで知られていて、だからそれが僕たちの最大の目標だと言うことができるだろう。その通り、僕たちはすべてのトロフィーを勝ち取りたい。それが、僕たちが当然楽しみに待ち望んでいることであり、僕たちが熱狂して目指すものであり、そこに挑戦し実現できるように、シーズンを通じてハードなトレーニングをしていく対象でもある。

Q:フットボールでお気に入りの対戦はありますか? 本当にプレイしたいと思う試合は? それがあるなら、本当に楽しみに待ちますよ。
A:あなた方はいつもクラシコを見ていると思うけれど、それが、誰もが目にし、あなたがフットボール選手であろうとただの1人のファンであろうと、誰もがその日の一部になりたいと思う、そういう試合だと思う。実際のところ、あの経験は本当に奇妙でシュールなものなんだ。試合全体を通じてものすごい雰囲気で、静寂の瞬間なんてものはなく、常に何かが起きている。

Q:他の試合とは違うように感じられるんですね? 多くの選手たちが、タッチラインをまたいでピッチに足を踏み入れると、他のすべてのことが心から抜けていくと言います。でもあなたは実際にその場を感じていると?
A:そう感じるもの。スタジアムに入ってくるときでさえも、他の試合よりも10倍も大きく感じる。プレッシャーは、その試合の何週間も前から始まる。特別な試合なんだ。あなたたちは、ピッチでの情熱を目にすることができる。それは選手にとって、挑戦し勝利すること、という意味がある。それがファンにとってどれだけ大きい意味があるか、というのもわかる。どのボール、キックに対しても反応する様子でね。

Q:ノースロンドンダービー(スパーズ対アーセナル)よりも大きいと、そういうことですか?
A:(笑って)僕にはね、そう思うよ。

Q:ロイ・ホジソンが言っていたのは、彼は、イングランドの選手はもっと国外へ行くべきだと考えているということ。それで、彼らの戦い方に何かが加えられるだろうと。あなたの戦い方に加えられるものは何でしょうか、何が加えられたでしょうか?
A:唯一思うのは、違うプレイスタイルを学べるということ。プレミア・リーグはすごく難しくて、とてもスピードがあると思う。スペインではすごくテクニカルで、ボールをより長くキープすることを好み、よりフットボールをプレイすると思う。だから、国外に出てプレイすることで、異なるスタイルを学ぶことができるし、自分の戦い方ももちろん向上させられる。

Q:それで、あなたもご自分のポゼッションするやり方を学んだわけですね。
A:そうだね、もちろんプレミア・リーグは本当に素晴らしいし、スペインも素晴らしいと思う。でも少し違うものなんじゃないかな。もしプレミアでプレイしてからスペインへ行ったら、新しいタイプのフットボールが学べる。それは自分の戦い方が何か違うものになるということ、たぶん、そのままプレミアにいたら学べなかっただろうことだ。僕の場合、自分の戦い方が強化されたと思う。僕をより良い選手にし、フットボールを学ばせるものだった。ポジティブなことだけだ。

Q:今シーズンの有力候補は?
A:今シーズンはチェルシーが勝つんじゃないかな。本当に強いよ。だから今シーズンは彼らだと思うよ。



Q:見るのが好きな選手、お気に入りの選手は?
A:いつもライアン・ギグスを見ていたよ。もちろん、彼は左サイドでプレイしていて、僕も同じだ。それに彼はウェールズ人、すべてはそこさ。だから僕はいつも彼を追いかけていたし、それで彼のフットボールを見るのが好きなんだ。彼がフットボールでして見せることは、すごいものだったよ。

Q:では今、あなたが「うわ、見てみろよあれ」となる選手はだれかいますか?
A:世界には、たくさんのトッププレイヤーたちがいる。ロナウドとか、メッシとか、他の選手たちのようにね。彼ら皆が、毎日の、毎年のハードな努力に見合ったものを得ていると思うし、彼らにはそれだけの栄誉があると思う。

Q:では、最後に。あなたにとって、どのくらい物事が上昇してきたか、ステップを踏んできたか、教えてください。何年も前にカーディフを出てきたギャレス・ベイルを振り返って、もし彼が現代にやってきたら、レアル・マドリーで、ウェールズ代表で戦うあなたを見たら、若かりしベイルは何を思うでしょうか。
A:うーん、たぶん彼はショックを受けるんじゃないかと思うよ。あんなに若いころには、そんなことをするなんて思いもしないだろうね。ただプロフェッショナルとして成功するために集中しようとしているだけで、そこまで高いところに到達しようなんて考えていないものだ。
若いころは、どの選手も毎日ハードにトレーニングしている。アウェイの試合へ遠征して、いろいろなことを諦めたり。僕はただ毎日のことをこなして、それを自分のものにして、自分でできる限り最高のフットボール選手になろうとしているんだと思う。
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