2紙のトップニュース
金曜日のトレーニングも非公開で、おかげで見事なまでにニュースがなくって、どのくらいニュースがないのかと言うと、暇をもてあましたらしいMARCAが「ミランがペドロ・レオンを取ろうとしてるみたい」とかいうニュースをトップにのっけちゃうくらい(中身読んでません、見出しだけ)。
ちなみにASのトップ記事は(こちらはものすごくざっと読み)、未だ契約延長に至っていないペペは、このままでは2012年でフリーになって出て行くのでは、という話。ペペからは年俸500万ユーロへの昇給が要求され、クラブ側は350万ユーロで2015年までの契約延長を…ということで未だ合意に至っていないと。昨シーズン、ほぼ合意まで行きかけた契約延長話は、ペペの長期離脱で流れ、クラブ側は負傷や暴力行為での不安定性を気にしている…。あと、セルヒオ・ラモスの契約延長話も進みが良くないそうですが、こちらは2013年6月まで、とまだ3年あるためそれほど焦ってはいない様子。
今日は夕方から
今日のトレーニングは、前にも書きましたがベルナベウで18時から。冒頭の15分間がマスコミに公開されるそうです、おそらくトレーニング後にモウリーニョのプレスカンファレンス、召集選手の発表、という流れになるのではないかと。
ASの推測記事によると、モウリーニョの召集リストに新たに、カナレス、ガゴ、ペドロ・レオンが入る可能性も…だそうです。
カナレスについては、どうやら既にメディコからの復帰許可が出て、金曜日から復帰している様子。負傷したのが9月19日、当時の診断は全治3週間でしたが、12日間で回復。若いっていいわー。今日のトレーニングの様子次第では、召集リストに復帰する可能性もあるということになります。
次にペドロ・レオン。これはもう推測の話で、レバンテ戦での態度を咎めオセール戦の召集から外す、という罰則を、モウリーニョが解除するか継続するのか、とそういう問題。
あとはガゴで、こちらももう全体練習には復帰できていることから、あとはモウリーニョが呼ぶかどうか次第になります。付け足すと、あとアルビオルも。既にボールを使ったトレーニングを始めてから10日間ほどになるそうですが……。
バレンシア在住
モリエンテスの新しい就職先のひとつ、telecincoでのインタビュー的記事。引退した人なのに、いつまでもいつまでも引っ張ってすみませんが、一応まだ記事が出るうちは拾っておこうと。
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まるでペナルティエリア内でGKに対峙したときのように、躊躇することなく、フェルナンド・モリエンテスは、Informative Telecincoに寄せられたインターネットユーザーからの質問に回答した。元選手、アルバセテ、サラゴサ、レアル・マドリー、バレンシアといったチームに所属してきたモリエンテスは、その17年間のキャリアを振り返り、スペイン代表やEuropean Leagueの試合におけるコメンテーターとして、J.J.サントスや全スポーツ部門チームとと共に始まった新しいステージに向けて、築いた期待を示している。
17年にも渡ってゴールを決めてきた「El Moro」のニックネームは、名前を縮めた「Mori」から来ているが、これが一番好きなのだと言う。「僕のキャリアで一番の思い出をひとつだけ決めるのは本当に難しいよ。たくさんの、本当に良い想い出があるんだ。そのうちのひとつが、アルバセテでプリメーラの試合に初めて出たこと。」
それ以来、7つのチーム、クラブレベルで200以上のゴール、スペイン代表で47試合(ラ・ロハとして27ゴール)を記録し、多くの友人と仲間を手にした。キャリアをスタートさせた時、「サラザール、バラゲル、サンティ・デニアなどがもうトップチームにいて、僕をいろいろ助けてくれたんだ。」 しかしアイドルを1人決めなければならないとしたら、間違いなくミカエル・ラウドルップになる。「ピッチの仲でも外でも大好きだった。僕はいつも、若い人たちの鏡になるような選手を捜し求めていて、彼がまさにそうだった。」
こうしてラウドルップに憧れていた頃に、初めて彼と対戦することになり(ラウドルップは既にレアル・マドリーに所属していた)、モリエンテスはラウドルップにユニフォームをおねだりした。「彼はくれなかったから、最初は『なんて人だ!』って思ったよ。何年かたって、もうマドリーに所属していた時、プレスの前でそのことに触れた。そしてモナコでのスーパーカップのファイナルで(マドリーはフェイエノールトと対戦)、僕たちがバスに乗り込もうとしている時に、彼がドアのところで僕を待っていてくれた。彼がプレイしていたときのアヤックスのユニフォームを持って。」
モリエンテスは、それぞれのクラブにいたこと、起こった出来事を、愛情を持って記憶にとどめているが、間違いなく、マドリーに所属していた時のことは、彼のキャリアにおいて最も重要なものだっただろう。6シーズンの間に、彼はファンの愛情を勝ち取った。それは、彼がモナコの選手としてマドリーに戻ってきた時、11-M(マドリード列車同時爆破テロ事件)のすぐ後のことであったが、結果としてマドリーをトーナメントから追い落とす結果となったゴールを決めると、ベルナベウが喝采に包まれたほどであった。「あのシーズンは、個人的にもプロフェッショナルのレベルでも、本当に特別だった。1stレグは好奇心をそそるものだったと思うけど、でもレフェリーが試合終了のホイッスルを吹いたとき、僕のゴールが、僕たち(モナコ)を突破させるものになるだろうと感じたんだ。そしてそのとおりになった。トーナメントの世界では、あのゴールは2倍の価値があったんだから。ものすごく幸せだった、特に、大きな夢を抱いていたあの時のチームメイトたちのためにね。」
「メッシは世界最高だ。」
現在のフットボールについて話をする時間も削りはしない。モリエンテスは、メッシが世界最高の選手であると考え、「それでも、バロン・ドールはチャビかイニエスタにあげたい。」と言う。
グアルディオラ-モウリーニョ論争については、ペップに軍配を上げ(元マドリーの選手として、ポルトガル人監督がシーズンの終わりにタイトルを勝ち取ることを望んでいるが)、ピッチの中での監督としてのやり方を見極めている。「現役だった時から、彼は実質的に監督だった。ロッカールームの中の声を統率し、ピッチでは監督の右腕となっていた。彼には、監督をできるだけのリーダーシップがあったんだ。」
そしてモリエンテスは、アスールグラナになる可能性があったことも認めている、2003年(正解は2002年)、フロレンティーノ・ペレスがロナウドと契約した時だ。ガスパール(当時のバルサ会長)がモリエンテスにオファーを出し、彼はその話を聞いて、ほとんど受け入れるところまでいっていた。「今は、バルサに行かず、マドリーでプレイしたと言えることが嬉しいよ。でも、バルサが偉大なクラブであり、どんな選手でも行ってみたいと思うのは、間違いないだろう。」
将来はベンチに?
短期的には、彼の一番のチャレンジは、試合を別の側から見ることだ。J.J.サントスとDeporteチーム全員と共に、EURO2012予選の代表の試合とEuropean Leagueの全試合を、Telecincoで解説する。
前向きな気持ちと緊張感を持って向かうチャレンジ。モリエンテスは常に、引退したら、フットボールの世界とつながり続けていたいとはっきり述べていた。「それで、Telecincoがその道の始まりなんだ。初めは怖かったよ。でもプロフェッショナルのチームが傍にいてくれて、物事をとても楽にしてくれたし、大いに助けになってくれている。より正しい見方を提供できる意見をくれるんだ。」
中期・長期的には、彼の夢は監督になることで、既に勉強を始めている。監督になれた場合には、彼は、空中に止まるかのようにして、フィーゴやロベルトカルロスのセンタリングをパワフルなヘディングでネットに突き刺していた頃のような決定力をもって、チームを率いることになるだろう。
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ここまでまとめたところで、実際のQ&Aが丸々掲載されてたことに気づきました……一応、ざっと目を通してみましたが、現在モリエンテスはバレンシアに住んでいるんだとか、バレンシア時代のロッカールームを盛り上げてたのはホアキンで、後にも先にもあんなのはいなかったとか、新しいキャリアを始めたラウルについての質問とか……どうしようかな、こっちも読もうか。
ラウドルップがユニフォームをくれた経緯は初めて聞いた気がします。モナコでのスーパーカップは、まさにあの、今日明日にもマドリーから売り飛ばされそうでベンチメンバーから外された、モリエンテス的に最悪の時期のうちの1つだろうと思いますが、そんな時にこんな話があったとは……。ラウドルップ優しいな。ついでに明日、バルサに勝ってくださいよろしくお願いします。
シャルケは今夜
CLの試合水曜日だったのに、今日15時30分(日本時間22時30分)より、ニュルンベルクとの試合です。ライブ放送はなく、約3時間遅れて25時20分からの録画放送。
金曜日のトレーニングも非公開で、おかげで見事なまでにニュースがなくって、どのくらいニュースがないのかと言うと、暇をもてあましたらしいMARCAが「ミランがペドロ・レオンを取ろうとしてるみたい」とかいうニュースをトップにのっけちゃうくらい(中身読んでません、見出しだけ)。
ちなみにASのトップ記事は(こちらはものすごくざっと読み)、未だ契約延長に至っていないペペは、このままでは2012年でフリーになって出て行くのでは、という話。ペペからは年俸500万ユーロへの昇給が要求され、クラブ側は350万ユーロで2015年までの契約延長を…ということで未だ合意に至っていないと。昨シーズン、ほぼ合意まで行きかけた契約延長話は、ペペの長期離脱で流れ、クラブ側は負傷や暴力行為での不安定性を気にしている…。あと、セルヒオ・ラモスの契約延長話も進みが良くないそうですが、こちらは2013年6月まで、とまだ3年あるためそれほど焦ってはいない様子。
今日は夕方から
今日のトレーニングは、前にも書きましたがベルナベウで18時から。冒頭の15分間がマスコミに公開されるそうです、おそらくトレーニング後にモウリーニョのプレスカンファレンス、召集選手の発表、という流れになるのではないかと。
ASの推測記事によると、モウリーニョの召集リストに新たに、カナレス、ガゴ、ペドロ・レオンが入る可能性も…だそうです。
カナレスについては、どうやら既にメディコからの復帰許可が出て、金曜日から復帰している様子。負傷したのが9月19日、当時の診断は全治3週間でしたが、12日間で回復。若いっていいわー。今日のトレーニングの様子次第では、召集リストに復帰する可能性もあるということになります。
次にペドロ・レオン。これはもう推測の話で、レバンテ戦での態度を咎めオセール戦の召集から外す、という罰則を、モウリーニョが解除するか継続するのか、とそういう問題。
あとはガゴで、こちらももう全体練習には復帰できていることから、あとはモウリーニョが呼ぶかどうか次第になります。付け足すと、あとアルビオルも。既にボールを使ったトレーニングを始めてから10日間ほどになるそうですが……。
バレンシア在住
モリエンテスの新しい就職先のひとつ、telecincoでのインタビュー的記事。引退した人なのに、いつまでもいつまでも引っ張ってすみませんが、一応まだ記事が出るうちは拾っておこうと。
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まるでペナルティエリア内でGKに対峙したときのように、躊躇することなく、フェルナンド・モリエンテスは、Informative Telecincoに寄せられたインターネットユーザーからの質問に回答した。元選手、アルバセテ、サラゴサ、レアル・マドリー、バレンシアといったチームに所属してきたモリエンテスは、その17年間のキャリアを振り返り、スペイン代表やEuropean Leagueの試合におけるコメンテーターとして、J.J.サントスや全スポーツ部門チームとと共に始まった新しいステージに向けて、築いた期待を示している。
17年にも渡ってゴールを決めてきた「El Moro」のニックネームは、名前を縮めた「Mori」から来ているが、これが一番好きなのだと言う。「僕のキャリアで一番の思い出をひとつだけ決めるのは本当に難しいよ。たくさんの、本当に良い想い出があるんだ。そのうちのひとつが、アルバセテでプリメーラの試合に初めて出たこと。」
それ以来、7つのチーム、クラブレベルで200以上のゴール、スペイン代表で47試合(ラ・ロハとして27ゴール)を記録し、多くの友人と仲間を手にした。キャリアをスタートさせた時、「サラザール、バラゲル、サンティ・デニアなどがもうトップチームにいて、僕をいろいろ助けてくれたんだ。」 しかしアイドルを1人決めなければならないとしたら、間違いなくミカエル・ラウドルップになる。「ピッチの仲でも外でも大好きだった。僕はいつも、若い人たちの鏡になるような選手を捜し求めていて、彼がまさにそうだった。」
こうしてラウドルップに憧れていた頃に、初めて彼と対戦することになり(ラウドルップは既にレアル・マドリーに所属していた)、モリエンテスはラウドルップにユニフォームをおねだりした。「彼はくれなかったから、最初は『なんて人だ!』って思ったよ。何年かたって、もうマドリーに所属していた時、プレスの前でそのことに触れた。そしてモナコでのスーパーカップのファイナルで(マドリーはフェイエノールトと対戦)、僕たちがバスに乗り込もうとしている時に、彼がドアのところで僕を待っていてくれた。彼がプレイしていたときのアヤックスのユニフォームを持って。」
モリエンテスは、それぞれのクラブにいたこと、起こった出来事を、愛情を持って記憶にとどめているが、間違いなく、マドリーに所属していた時のことは、彼のキャリアにおいて最も重要なものだっただろう。6シーズンの間に、彼はファンの愛情を勝ち取った。それは、彼がモナコの選手としてマドリーに戻ってきた時、11-M(マドリード列車同時爆破テロ事件)のすぐ後のことであったが、結果としてマドリーをトーナメントから追い落とす結果となったゴールを決めると、ベルナベウが喝采に包まれたほどであった。「あのシーズンは、個人的にもプロフェッショナルのレベルでも、本当に特別だった。1stレグは好奇心をそそるものだったと思うけど、でもレフェリーが試合終了のホイッスルを吹いたとき、僕のゴールが、僕たち(モナコ)を突破させるものになるだろうと感じたんだ。そしてそのとおりになった。トーナメントの世界では、あのゴールは2倍の価値があったんだから。ものすごく幸せだった、特に、大きな夢を抱いていたあの時のチームメイトたちのためにね。」
「メッシは世界最高だ。」
現在のフットボールについて話をする時間も削りはしない。モリエンテスは、メッシが世界最高の選手であると考え、「それでも、バロン・ドールはチャビかイニエスタにあげたい。」と言う。
グアルディオラ-モウリーニョ論争については、ペップに軍配を上げ(元マドリーの選手として、ポルトガル人監督がシーズンの終わりにタイトルを勝ち取ることを望んでいるが)、ピッチの中での監督としてのやり方を見極めている。「現役だった時から、彼は実質的に監督だった。ロッカールームの中の声を統率し、ピッチでは監督の右腕となっていた。彼には、監督をできるだけのリーダーシップがあったんだ。」
そしてモリエンテスは、アスールグラナになる可能性があったことも認めている、2003年(正解は2002年)、フロレンティーノ・ペレスがロナウドと契約した時だ。ガスパール(当時のバルサ会長)がモリエンテスにオファーを出し、彼はその話を聞いて、ほとんど受け入れるところまでいっていた。「今は、バルサに行かず、マドリーでプレイしたと言えることが嬉しいよ。でも、バルサが偉大なクラブであり、どんな選手でも行ってみたいと思うのは、間違いないだろう。」
将来はベンチに?
短期的には、彼の一番のチャレンジは、試合を別の側から見ることだ。J.J.サントスとDeporteチーム全員と共に、EURO2012予選の代表の試合とEuropean Leagueの全試合を、Telecincoで解説する。
前向きな気持ちと緊張感を持って向かうチャレンジ。モリエンテスは常に、引退したら、フットボールの世界とつながり続けていたいとはっきり述べていた。「それで、Telecincoがその道の始まりなんだ。初めは怖かったよ。でもプロフェッショナルのチームが傍にいてくれて、物事をとても楽にしてくれたし、大いに助けになってくれている。より正しい見方を提供できる意見をくれるんだ。」
中期・長期的には、彼の夢は監督になることで、既に勉強を始めている。監督になれた場合には、彼は、空中に止まるかのようにして、フィーゴやロベルトカルロスのセンタリングをパワフルなヘディングでネットに突き刺していた頃のような決定力をもって、チームを率いることになるだろう。
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ここまでまとめたところで、実際のQ&Aが丸々掲載されてたことに気づきました……一応、ざっと目を通してみましたが、現在モリエンテスはバレンシアに住んでいるんだとか、バレンシア時代のロッカールームを盛り上げてたのはホアキンで、後にも先にもあんなのはいなかったとか、新しいキャリアを始めたラウルについての質問とか……どうしようかな、こっちも読もうか。
ラウドルップがユニフォームをくれた経緯は初めて聞いた気がします。モナコでのスーパーカップは、まさにあの、今日明日にもマドリーから売り飛ばされそうでベンチメンバーから外された、モリエンテス的に最悪の時期のうちの1つだろうと思いますが、そんな時にこんな話があったとは……。ラウドルップ優しいな。ついでに明日、バルサに勝ってくださいよろしくお願いします。
シャルケは今夜
CLの試合水曜日だったのに、今日15時30分(日本時間22時30分)より、ニュルンベルクとの試合です。ライブ放送はなく、約3時間遅れて25時20分からの録画放送。