ワインバーでのひととき

フィクションのワインのテイスティング対決のストーリーとワインバーでの女性ソムリエとの会話の楽しいワイン実用書

3 女流棋士との対決 12ページ目

2009-09-07 23:21:50 | ワインバーでのひととき1~5アイデア集
【12ページ】


社長    和さんは、テイスティングにかけては、一流ソムリエも敵わないと

      言われているのですよ!

      ワインの色を見たり、香りを嗅いだりするだけでもワイン名を予想

      できるのです。

女流棋士  さらにヒントがある!

      ブルゴーニュのジュヴレ・シャンベルタン村の九つの特級畑ワイン

      の一つ。

      そうか、指をワイングラスに入れる前にワイン名が判っていたのね?

和音    清水王将は、無邪気に驚いてくれましたが、私が指にワインを入れる

      時に、一瞬勝負師としての鋭い視線を感じましたよ。

女流棋士  そうでした?


その後も三人は、シャペル・シャンベルタンと料理と会話を楽しんだ!


社長    さあ、3本目のワインを開けましょう。


和音は注がれたワインをじっと見ている。


女流棋士  和さん、どうされました?

和音    清水王将もワイングラスを見つめてください!

      何か見えません?

女流棋士  あっ!見えてきました。

      ナポレオンがチェスをしながらワインを飲んでいます。

      このワインは、ナポレオンが愛飲したシャンベルタン? 
 




最新の画像もっと見る

コメントを投稿