ワインバーでのひととき

フィクションのワインのテイスティング対決のストーリーとワインバーでの女性ソムリエとの会話の楽しいワイン実用書

2 ロワール川巡り ③ 100ページ目

2009-08-03 23:45:18 | ワインバーでのひととき1~5アイデア集
【100ページ】


マスター   和さん、珍しいものが手に入ったので食べてみてください。

和音     これは、ミツバチの巣みつですね?

       国産ですか?

マスター   ええ、国産の巣みつは、全国の養蜂家の中でも2軒しかつくって

       いないそうです。

       手間がかかり、コスト的にまったく合わないそうですよ。

和音     熟成されたはちみつで、非常にこくがありますね。

       口の中にガムのように残るのは?

マスター   熟成されたはちみつのふたをしているミツロウです。

       ミツロウには、プロポリスが含まれているのですが、気になるよう

       でしたら口から出してください。

       飲み込んでも別に害はありませんよ。

和音     マスターは、巣みつのことよく知っているね。

マスター   岡山の知人の養蜂家の受け売りなんです。

       彼は、巣みつをつくる3人目の養蜂家を目指しているそうです。

和音     この巣みつで何かワインを飲みたいね。

マスター   ソーテルヌのシャトー・クリマンはいかがですか?

和音     クリマンねえ・・・そうだマスター、栗饅ない?

マスター   ありません!

       和さん、栗の匂いしますか? 

       丹波篠山の焼き栗も添えましょう。


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