ワインバーでのひととき

フィクションのワインのテイスティング対決のストーリーとワインバーでの女性ソムリエとの会話の楽しいワイン実用書

スミレの育て方11月 スミレの閉鎖花の採取

2014-11-03 14:22:55 | スミレの月別育て方
 9月~11月にスミレの閉鎖花を採取し、翌年の2月~3月に、

その保存していた種を蒔きます。

保存場所は冷蔵庫が良いそうです。

私は、戸外の物置で保存していますが、これでも発芽します。

スミレの種子に寒さを経験させると発芽するようです。

※初夏に蒔く取り蒔きの場合は、採取したらすぐ蒔くので、その必要が

ありません。

 
 9月~10月は、閉鎖花を採取しやすいのですが、私は11月

以降の採取をメインにしています。

9月~10月は、スミレが子孫を残そうと頑張っているので、その

ジャマをせず、11月以降の閉鎖花の残りを少しいただくことに

してるのです。


 採取方法は、大きくなった閉鎖花(開いて種が見えていない状態)

を採取し、そのままティッシュで包みます。


※開いて種が見えている閉鎖花の種は完熟していて、水の吸収が悪く、

発芽率が悪いそうです。


そして、そのティッシュをお茶パックに入れて、採取日、採取場所を

紙に書いて一緒に入れて置きます。







閉鎖花は、ティッシュの中で、1日~2日で開き、種がティッシュの

中にこぼれ出します。





あべのハルカズBAR 167ページ目  次はイノシシが突進してきた

2014-11-03 13:19:24 | あべのハルカズBAR1 四話 完
【167ページ】



 晴数は、地面に落ちたヤマツバキを拾い上げ、猫に傷つけられた

赤い花を一つ取り除いた。

晴数は、赤い花をイメージした女性を思い浮かべ、呪文を唱える。

すると、赤いセーターを着た式神が現れた。


ゆるクシュタートルネックニットセーター (赤)
クリエーター情報なし
メーカー情報なし




 二人は、登山道の先を目指して歩いて行くと、さらに道が険しくなった。

彼らが登り行く前方100mあたりに、なにやら動物らしきものが道を

塞いで立っている。

晴数は、懐中電灯を照らした。

そこに立っていた動物は、大きなイノシシであった。

前足を地面に叩きつけながら、今にも晴数に向かって突進しようとして

いる。

しかし、晴数は、怯むことなく、イノシシに向かって登っていく。


 晴数とイノシシの間合いが50mになった。

49m、48m、47m、46m、45mと近づいたとき、ついにイノシシが

晴数に向かって突進してきた。

40m、35m、30m、25m、20mと間合いが狭まったとき、晴数は

懐中電灯のライトを強にして、イノシシの目に当てる。

イノシシは突然の強い光に戸惑ったが、目を閉じて、強い光の感じる

場所に向かって駆け下りてくる。

ついに、晴数とイノシシの間合いは10mを切った。