ワインバーでのひととき

フィクションのワインのテイスティング対決のストーリーとワインバーでの女性ソムリエとの会話の楽しいワイン実用書

あべのハルカズBAR 166ページ目  八鬼山の登山開始

2014-11-02 15:44:15 | あべのハルカズBAR1 四話 完
【166ページ】


 晴数は、タクシーを三木里で降りると、八鬼山を目指して、歩き始めた。

頭にヘッドライト、手には、切り替え式の強発光懐中電灯を持っている。


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昼間の熊野古道の伊勢路は、ハイキングコースになっているが、

夜の八鬼山峠(やきやまとうげ)を登ると、昔の狼や山賊が出た

難所のように状況が一変する。

 
 海沿いの石垣で囲まれた民家を通り抜けると、登山道が始まる。

そこで、リュックからヤマツバキを取出し、山ガール姿の式神に変える。



一歩ずつの山歩き入門
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晴数は、彼女を山椿姫と名付け、山道を登り始めた。

しばらく進むと、昔の熊野古道らしい路になり、清流のせせらきの音が聞こえる。

昼間のハイキングではその音を楽しむことができるが、今は、動物の

二人を追いかけるガサガサという音が清流の音を時々遮る。  

そして、静かになったと思ったら、突然野生の猫が飛び出し、山椿姫に

襲いかかった!

八鬼山に住む猫は、飼い猫や野良猫に比べて、動きが格段にすばやい。

山椿姫は、避けることができず、顔を爪で引っかけられた。

野生の猫は、さらに山椿姫の首筋に歯をたてようとした。

しかし、その瞬間、山椿姫がその重みに耐えかねて倒れる。

山椿姫が、ヤマツバキに変わって地面に落ちたので、野生の猫は目標を

失い、自分の勢いで地面に叩きつけられる。

晴数は、懐中電灯の光を強にして猫の目に当てると、ギャオーを鳴き声を

発して逃げ去った。

スミレの育て方11月 害虫対策  ツマグロヒョウモンの蝶の撮影に成功

2014-11-02 15:03:18 | スミレの月別育て方
 ツマグロヒョウモンの蝶の撮影に成功しました。

タンポポの花に止まっているツマグロヒョウモンに1m後ろ

まで近づくことができました。






 とりあえず、撮影に成功したので、50cm後ろまでそっと

近づきます。







 この蝶が、育てているスミレの廻りを飛んでいたら要注意です。!

卵を産み付け、その幼虫は、十数匹群って、スミレの葉を食べつくします。