ワインバーでのひととき

フィクションのワインのテイスティング対決のストーリーとワインバーでの女性ソムリエとの会話の楽しいワイン実用書

スミレの育て方4月 スミレの閉鎖花の採取 和歌山のスミレの種採取

2013-04-25 22:11:32 | スミレの月別育て方
 3月21日に和歌山市内の駐車場の片隅でスミレを発見しました。

今日、その駐車場に寄る機会があったので、スミレの咲いていた場所に行きました。



 スミレの花はすでに終わって、閉鎖花の種も弾けていました。

閉鎖花のつぼみを3つ見つけることができたので採取しました。

ティッシュにくるみ、家に持ち帰ってみると、種はティッシュの中で弾けていました。






 
 スミレの種は採ってすぐ蒔くと、発芽しやすいそうですので、土曜日に種蒔きの予定です。 


 2月下旬に秋に採取した園芸店のスミレの種蒔きをしましたが、発芽させるのに失敗したようです。

室内に置いて保管していると発芽しないのです。冬の寒さか冷蔵庫で寒さに当てないといけない

そうです。


 

ワインバーでのひととき セカンド(改訂) 84ページ目 ロワール川巡り③ 

2013-04-25 21:02:31 | ワインバーでのひととき2改訂三話まで完
【84ページ】


「シノン城の大広間に女性が浮かんで見えてきました。

彼女はジャンヌ・ダルク? そして男性のイメージも・・・・」


 良子は、あたかもワイングラスにジャンヌ・ダルクのイメージが浮かんで

見えるかのように話した。

しかしそれは、1429年のこの城の大広間で、ジャンヌ・ダルクと後のシャルル7世

である王太子との歴史的な会見のエピソードを言っただけであった。


「まいった!私のテイスティングコメントを良子さんに取られてしまった。」


 和音は苦笑した。


「トゥーレーヌの代表的な赤ワインと言えばシノン、代表的白ワインと言えば

ヴーヴレーですね? ヴーヴレーを開けましょうか?」


 マスターが二人に訊いた。


「ええ、いただきたいわ!」

 
 良子は答え、和音は頷いた。

マスターはヴーヴレーを取り出し、鮮やかな手つきで抜栓し、グラスに注いだ。


「さあ、どうぞ!」

「白ワインブドウ品種のシュナン・ブランから、濃い味わいと柔らかな香りが生まれているわ!

和さんの感想は?」


「アーモンドやアカシアなどに似た繊細なアロマと生ぶどうやハチミツを思わせるような

爽やかな酸味を感じることができる」


 良子は和音の顔をじっと見つめる。


「どうかした?」