ワインバーでのひととき

フィクションのワインのテイスティング対決のストーリーとワインバーでの女性ソムリエとの会話の楽しいワイン実用書

ワインバーでのひととき セカンド(改訂) 79ページ目 お礼のソムリエナイフ 

2013-04-09 21:11:58 | ワインバーでのひととき2改訂三話まで完
【79ページ】


 常連客の丸山と仲間の人事部の和田がジュヴレ・シャンベルタンのグラスワインを

飲んでいた。

今夜のお薦めはジュヴレ・シャンベルタンのグラスワインでの飲み比べであった。


 日本に紹介されているジュヴレ・シャンベルタンだけでも70種ほどある。

それらの中で10種の飲み比べが今夜できるのである。



「今日、フレッシュマンの最終選考の面談会に行ってきたよ!」

「最終選考の面談ってどんなことするの?」


 丸山が人事部の和田に訊いた。


「数人づつのグループに分かれて、あるテーマに沿って討論をやってもらう。

でもねえ、討論会なのに一言も発言しない若者がいるのだよ!

発言しなければ評価のしようがないよね?」


 丸山は、頷かないでワイングラスを口元に運んだ。


「俺の考えおかしい?」

「いいや、人事部の経験の長い和田の考えに間違いはないだろう?」

「おい、丸山! 腹の中ではそう思っていないだろう?

本当の考えを言え!」

「今飲んでいるジュヴレ・シャンベルタンの味はどうだ?」


 丸山は話題をすり変えた?と和田は思った。


「うまいよ!」

「このうまさは熟成されて出てくるうまさだよね?」



吉備のスミレ

2013-04-09 20:59:56 | 野路・里山のスミレ
 阪和道上りの吉備SAに仕事の帰り、立ち寄りました。

ここは、冬でも崖の斜面にスミレが咲いている所です。



 今日、崖の斜面以外で、スミレが数株まとまって咲いている所

を発見しました。







 
 5月頃訪れるチャンスがあれば、種を採取したいと思っています。