ワインバーでのひととき

フィクションのワインのテイスティング対決のストーリーとワインバーでの女性ソムリエとの会話の楽しいワイン実用書

4 海の切子のワイングラス 98ページ目 

2010-06-09 20:48:56 | ワインバーでのひととき1~5アイデア集
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和音    そうですね?

社長    これらのグラスを使ってワインを飲みましょう。

      和さんには、北斗七星のグラスを使ってもらいます。

      私は、月のグラスを使います。

      ワインはこれです。

和音    おー、ワインも北斗七星ですか!

社長    はい、南仏コート・デュ・ローヌのラ・ブラン・ウルス パスカル・シャロン

      の赤です。

和音    ラ・ブラン・ウルスと言えば『大熊座』の意味でしたね?

社長    よくご存知で!

      大熊座の一部の『北斗七星』がこのワインのラベルになっているのです。

和音    北斗七星の切子のワイングラスにラ・ブラン・ウルス!

      ワイン会に招待を受けて、いくつものプレミアムワインを頂きましたが、

      このようなすばらしい趣向は、初めてです。

社長    そう言って頂けるとうれしいです。

      それでは、専属ソムリエに開けさせます。


社長の専属ソムリエは、ラ・ブラン・ウルス抜栓し、グラスに注いだ。


和音    南仏らしい果実の味わいがたっぷりのおいしいワインです。

      私の手元にスポットライトが当たっていると、まるで北斗七星が輝いて

      いるように見える。


※北斗七星のワインで検索すると、美しいラベルのラ・ブラン・ウルスを見ることが

 できますよ!