ワインバーでのひととき

フィクションのワインのテイスティング対決のストーリーとワインバーでの女性ソムリエとの会話の楽しいワイン実用書

4 空手家ソムリエ 49ページ目

2010-03-02 05:10:48 | ワインバーでのひととき1~5アイデア集
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空手家    何でしょうか?

社長     奥山さんは、最近ソムリエの資格を取ったそうだね?

空手家    はい!

       父のワイン好きも受け継いだようです。

       小さい頃から、父から空手の指導を受けていましたが、怖くて、厳しい

       空手の先生でした。

       しかし、夜ワインを飲んでいる時の父はとても優しく、父に甘えられる

       楽しい時間でした。

社長     彼は、空手に打ち込んでいたので、ワインを楽しむのが、唯一の趣味だった

       ね?

空手家    そんな訳で、私もワインが好きだったのですが、社長から、レストランや

       ワインバーでおいしいワインをごちそうしていただき、さらにワインに

       はまったのです。

       それで、ワインスクールに行ったりして、本格的に勉強をしたのです。

社長     空手をやっていて、集中力があるから、上達が早かったね?

空手家    はい、空手のお陰で!

社長     ところで相談というのは、プライベートワイン会を開き、テイスティング

       対決を挑むのだよ。

空手家    社長が?

       誰に?