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日本の改革、明治維新とは

2017-04-16 08:34:19 | 歴史から学ぶ

@日本の近代化は開国政策から。 明治維新の改革に多くの著名人が登場するが特に「維新の三傑」と言われた木戸孝允・西郷隆盛・大久保利通はそれぞれ荒波を越え、リーダーシップを発揮、先導してきた。 またそれを支えた影の改革人材(薩摩・長州・土佐・肥前・大垣・備前藩家臣)は、本当に優秀で、優れた才能を多く持った人々だったと思う。 様々な改革に伴う犠牲も多かったがやり遂げた功績は今でも残る。 朱子学から儒学へ、学問・思想・習慣・時代の風習の違いを克服しながら支え合い、近代化への情報と知恵を融合し、より良い日本を夢見た多くの人々に感謝したい。 改革の中で特に「日清修好条規」(明治4年)は、日本の歴史史上初めて中国と対等な立場を作った伊達宗城、柳原前光、花房義質らを讃えたい。 というのは明治が始まって3年−4年目に突入するという時期(変革・改革中)に大国の中国を納得させる交渉術を持った人材がいたことは素晴らしい。

•明治6年の改革
–地租改正、太陽暦採用、徴兵制度、紙幣の発行、鉄道開始、学制改革、日清修好条規
•改革人材
–西郷隆盛(薩摩)、後藤象二郎(土佐)、板垣退助(土佐)、江藤新平(肥前)、大木喬任(肥前)、大隈重信(肥前)
•賄賂・私服・私欲
–井上馨(尾去沢銅山事件)
–山県有朋(山城屋和助事件)
–大久保利通(政治の私物化ー内乱挑発)
•大阪から東京へ首都を移す理由
–東京は政治的な都市だから寂れてしま
–蝦夷地(北海道)を開拓するにもバランスがいい
–新政府の官舎等を旧幕府の施設の流用が可能
•廃藩置県(版籍奉還)
–藩は独立国、自治区「府県」とする「大名潰し」
–藩主は知事となる、土地は天皇に返す
•呼び名を変える 
–「呼び名」の下の名を無くさせた
–武士には諱(実名)、字名(通称)があった
•征韓論 (秀吉等の朝鮮出兵の理由)
–失業軍人の利用「不平士族」への対処
–佐賀の乱、西南戦争へとつながる
•通貨制度改革
–四進法を十進法に変更(1869年)
•日本の鉄道
–明治元年1868年から改革始、明治5年新橋〜横浜間開通(廃藩置県から1年後)
–アメリカの支援運用(経営権含む)よりイギリスからの銀行支援、技術供与を選ぶ(長い友好関係を築ける)
–線路幅は1435mmから世界標準1067mmに統一
–鉄枕を枕木に採用(小泉八雲)
•レンガ造りを真似なかった理由
–地震に弱い(朝倉層雲閣12階建)1877年崩壊
 

鎖国から開国への「学び」

2017-04-16 08:22:26 | 歴史から学ぶ

@鎖国から開国へ。 ここから日本の新たな改革が始まりアジアで最新技術大国へと変身するのである。 現代の「自国優先主義」は一般的に鎖国的になることを夢見ているが果たして本当に国民、国にとって都合が良いのか、経済的にも良くなるのか疑問である。 たぶん初期的な変革では一時的な景気回復基調が見えるかもしれないが中・長期的には元どおり以上の低迷になる可能性があると思う。 歴史に見る鎖国から開国は、今を知る上で重要だ。 開国から鎖国への反動はどのようなものになるのか逆説・歴史を戻すことでそのヒントが見えるかもしれない。

 

•幕末 大老井伊直弼
–日米通商条約(鎖国から開国へ)  米国を開国の相手国として選んだことは正しかったのか?
–水戸・長州・薩摩藩若手家臣への不満 必ずやどの層かの不平不満がでる
–吉田松陰等の攘夷論者への弾圧と処刑  不平不満をどのように処理し、解決していくのか?
•「維新の三傑」
–木戸孝允・西郷隆盛・大久保利通=没
–薩摩・長州・土佐・肥前・大垣・備前藩家臣
–旧幕府側等多くの犠牲
•「歴史は勝者の歴史」
–さまざまな残虐なことが起きても勝者はどのようにでも歴史を書き改めて英雄を作り出す。そこに歴史の曲がった過去が創りあげられ歴史として残した
•明治初期の政治学者の台頭「開国」政策
–日本は財政・経費をまかない、全ての公共施設を整備することに同意し努力した、上海は建設を認めず用地要求され保有された(占領下)
•日本の開国、教育と技術
–「藩」の「藩校」明治維新で文字認識率50%
–税は農民が主で、商業・工業への変身が増大
–横浜水道はイギリス軍による設計運用
–国際郵便はフランス郵便局中心による指導
•日本の開国、教育と技術
–日本の輸入関税率はわずか5%の中で競争力を努力した
–外国人指導者を雇い、教育に重点し自主的に外国の工業技術を導入
–国際ルールを重視し、身の処仕方と態度を世界に表明
–開国から40年、明治政府ができて27年で軍事力を持った
–日露戦争により日本も植民地を得ることになる「強国」の仲間入り