@「国民の声を聞く政治」はどこへやら! 国民の声は唸りを出し始めた政治家に対する批判「自己主義的政治」。特に「物価対策」でしている事は税収を見込める企業に対して「企業を守る・支援策だけ」(税金の還付的支援)で国民への直接的な政策は一切ない感がする。
@著名人の経験から盛り沢山の気になる言葉が多いこの書籍、中でも気になったのが星野富弘氏の「言葉に生かされて」は現代SNS、メール等で「勇気を与える言葉」など何気ない言葉でも人によって元気になる「言葉力」と言うものに印象をもった。それとさだまさし氏の「親切は程よい厚みが大切」とは本当に「程よい」とは何かを考えさせられる言葉であり、現代人ほど「程よい」を自分の都合のいいように解釈、理解する時代には的確な言葉だとも思った。
「親切は程よい厚みが大切」とは薄すぎると親切にならず、厚すぎると相手を思い上がらせる
『いい言葉が60歳からのいい人生を作る』PHP 編集室
「概要」つらいときや不安なときでも、心を強く豊かにしてくれる「言葉」とともに、上手に生きていくための秘訣を紹介します。50代から60代という年代は、予期せぬ出会いや別れ、旅立ちなどが訪れてくるもの。本書では、「やさしいけれど、強い人の言葉」「幸せを見つける言葉」「人生を支えてくれる言葉」をテーマにし、遠藤周作さん、さだまさしさん、手塚治虫さん、曽野綾子さんをはじめとして、様々な分野で活躍されてきた達人たちのエッセイを豊富に収録しています。
ー優しいけれど、強い人の言葉
「かなり、うまく、生きた」遠藤周作
相手に好奇心と関心を抱くこと・笑顔と好奇心
「言葉に生かされて」星野富弘
見たまま、感じたままを表現する力・勇気ある言葉を与えること
「理解されない寂しさ」渡辺和子
自分の胸に収めておく・人生の初めと終わりの孤独を埋め合わせる
「聖書は、生き抜く姿勢を教えてくれる」曽野綾子
安心して暮らせる社会はない・求めれば与えられる
「優しいことは強い」宮城まり子
人は強さも優しさも持っている、助け合って生きると優しくなる
「呼吸のように自然な優しさ」山川静夫
人生は与えたり与えられたりの連続・恩は忘れない
ー幸せを見つける言葉
「人生と言葉」森本哲郎
「プレハブ言葉」となった言葉・言葉の深さを失いつつある(話半分に聞く)
「言葉は恐ろしい」向田邦子
思いやりのない言葉で招く失態・言葉は諸刃の剣
「あなたのおかげです」橋田壽賀子
感謝を忘れず・「あなたのおかげです」を言える勇気
「転がる石は苔をつけない」外山滋比古
イギリスの風潮><石の上にも3年・変化に対応した流動派となること
「切り捨てのすすめ」仲代達矢
切り捨て難いものを切り捨ててこそ得難いものが得られる道が開けるのだ
「一歩離れて」吉澤久子
何事も一歩離れて見る・家庭を離れ旅に出るなど
「23時間57分のぬくもり」さだまさし
親切は程よい厚みが大切・薄すぎると親切にならず、厚すぎると相手を思い上がらせる
「人間ほど愛しいものはない」淀川長治
間違いだらけなのが人間・人を愛する技を持て
ー人生を支えてくれる言葉
「定まった座右名の名はないけれど」財津和夫
病気を治そうと思うのではなく、病気と付き合っていこう
「処する」三浦綾子
「足るを知る」・足るを知れ
「幸福は出会いの中に」姜尚中
オムニの世を知る・己の運命を受け止める
「今日なすべきことを熱心になせ」ひろさちや
釈迦の言葉から自分を正当化するな、大胆な欲望を持つな