銭湯OL日誌~銭湯ガイドマイスターへの道~

お風呂。特に銭湯が好きです。現在「銭湯検定3級」を持ち、次回の2級に向けて勉強中。【関連】銭湯OL、銭湯、銭湯検定、

【東京銭湯】都電滝野川 鶴の湯

2015-05-09 23:26:59 | 銭湯レポート
~広々・清潔レトロ湯~

久しぶりの東京銭湯です。
少し前に行ったものですが、こわいくらい鮮明に覚えています。
都電滝野川駅から近い 鶴の湯さんです。


造りは凸湯気抜きのあるレトロ銭湯で、
番台と脱衣所は切り離されている設計です。

~広々充実湯船~
面積は並ですが、とても上手に湯船をレイアウトされていました。
特に洗い場の後ろにマッサージ湯、水風呂をレイアウト。

そしてジェット湯からマッサージ湯が一続きで、
お湯に浸かったまま、ジェットとマッサージを堪能できる。
その動線が素敵です。
このような動線系の工夫はビル銭湯ではたまにありますが、
レトロ銭湯でここまで考えられていたことは無い気がします。
お湯の中で湯船を移動する、
つまりお湯の中をウオーキングするって家ではできないことですからね。
ここまでこだわって修理をされたのかなと思うと、
尊敬の念でございます。

~音~
一番奥にあるジェットにはマシーンがついていました。
そこから「ガーッ」という機械音が猛烈にします。

その音は、人を不安にさせるような音ではなくて。
(とりあえず私にとっては。)
わくわくさせるような機械音でした。船の甲板で聞くような音なのかな。
他の方に響くかわかりませんが、個人的には気に入りました。

~清潔ぴかぴか~
で、音は趣味がありますが ここは鉄板なポイントでしょう。清潔さ。
ちゃんと昔の木枠を所々に残しているにも関わらず、それらも美しく映えていました。

浴室ももちろんですが、つい手を抜きがち?なお手洗いがピカピカでした。
「おお」と1人で声を上げてしまった程です。
床も白いのですが、あえて白くしたのかという位美しかったです。
こうやって隅々まで美しくして迎えてくださっているのだと思うと、
やっぱり嬉しいですよね。
トイレは大体の方が入浴前に行きますよね。
ですから、実は脱衣所に次ぐ、大事な第一印象の場所なんだと思っています。

~雑誌が充実~
また、脱衣所には細長い本棚に文庫本。
ラックに最新の週刊誌が沢山ありました。
座式ドライヤーに座りながら、週刊誌をぺらぺら。
以前週刊誌を読めた銭湯は既に廃業していたな、
と思い出し ちょっと寂しくなり、
そのありがたみを感じ入りました。

**綺麗な銭湯でした。いろいろな銭湯を巡っていると、清潔であり、綺麗である事がいかに大変かがわかります。ですから、綺麗・清潔は大切なポイント!そして他の細やかな気配りがあったのも、その綺麗さを引き立てているのでしょうね。モノが増えると、綺麗にするのって大変ですから。


やすこ。