六夜きゃくあしたハ山のしほれ草
六夜客とは、二十六夜の月待ちの品川遊郭の客である。品川の遊客となれば坊さんである。山は僧侶の異称でもある。遊びすぎてあくる日は、しおれ草のようになってしまうというのだ。ものの本によれば、この句は盆唄の文句取りではないかと推定している。「盆々ぼんは今日あすばかり、あしたは嫁のしおれ草」というのだが、盆の唄はいずれも悲しい響きがある。嫁の日常の辛さをも伝えているようだ。この唄からも推定されるように、七月の月待の句であろう。
六夜客とは、二十六夜の月待ちの品川遊郭の客である。品川の遊客となれば坊さんである。山は僧侶の異称でもある。遊びすぎてあくる日は、しおれ草のようになってしまうというのだ。ものの本によれば、この句は盆唄の文句取りではないかと推定している。「盆々ぼんは今日あすばかり、あしたは嫁のしおれ草」というのだが、盆の唄はいずれも悲しい響きがある。嫁の日常の辛さをも伝えているようだ。この唄からも推定されるように、七月の月待の句であろう。
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