美和山吹の川柳ブログ***「川柳歳時記」「川柳画」など。***

このブログを始めてから、11年がたちました。
「川柳歳事記」は、良い川柳を読む機会のない人のため載せています。

「誹風柳多留」

2024-05-05 07:05:37 | 解説
生酔に沢山かけてしかられる
生酔は酔っ払い。ここでは酔いつぶれてそのまま寝ている状態である。風邪でも引かれては困るので、布団でも掛けたのだろう。それを暑がってか重苦しがってか、はねのけたのである。それを「しかられる」としたところに、掛けた人の思いやりを感じるし、古川柳らしいほのぼのとした思いが伝わってくる。

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