美和山吹の川柳ブログ***「川柳歳時記」「川柳画」など。***

このブログを始めてから、11年がたちました。
「川柳歳事記」は、良い川柳を読む機会のない人のため載せています。

川柳の背景

2013-07-03 14:48:04 | 川柳の背景
腹の子が飛び出すほどに蹴っ飛ばす
この句は、「元気」という席題で詠んだ句である。
我が家の子は娘のために、赤ちゃんがお腹のなかにいるときに、「よく蹴飛ばす」ということを聞いたことがある。
それをそのまま句にしたものである。
ところが、講評の時に、例えば2,3歳の子が、おなかを蹴飛ばすために、おなかの中の赤ちゃんが飛び出しそうだと解釈できるといわれた。
なるほど、そういわれれば、そう読めなくもない。
やはりそこが短詩文芸のむつかしさだなと思った。

コメント    この記事についてブログを書く
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする
« 川柳 穴埋め問題の回答 | トップ | 自選句の掲載を継続 »
最新の画像もっと見る

コメントを投稿

川柳の背景」カテゴリの最新記事