美しい後家方丈のしつに入
方丈は本来四畳半ほどの部屋のことであるが、お寺の住職の部屋を指すこともある。一般にはその部屋の主である住職を言う。美しい後家さんが住職の部屋に入ったということになれば、興味の湧くところながら、その先は想像に任せるしかない。それよりもこの句は謡曲「東北」の文句取りである。すなわち「こゝそ花の台に和泉式部が臥所よとて、方丈の室に入ると見えし夢はさめけり・・・」である。
方丈は本来四畳半ほどの部屋のことであるが、お寺の住職の部屋を指すこともある。一般にはその部屋の主である住職を言う。美しい後家さんが住職の部屋に入ったということになれば、興味の湧くところながら、その先は想像に任せるしかない。それよりもこの句は謡曲「東北」の文句取りである。すなわち「こゝそ花の台に和泉式部が臥所よとて、方丈の室に入ると見えし夢はさめけり・・・」である。