そろそろ
盛り上がりそろそろポンと言うでしょう
そろそろと歩む独りの第二章
恋の芽も ふくらんでくる 春隣り
終活の ノート書き出す 文机
我が家にもそろそろ来るか福の神
旅に出て孫もそろそろ知る苦労
粉骨砕身そろそろ夢がかないそう
ゆっくり歩き過ぎたか人生譜
そろりそろり春の女神に疼くもの
晩婚の姉をせかせる末娘
二時間を歩いてそろそろ握り飯
予報ではそろそろ晴れる雲流れ
欲はもう捨ててそろそろ古稀の坂
そろそろと墓の話もしてる老い
奥の手を温存してる懐手
未知数をいっぱい持ってそろそろと
打ち明けておこうそろそろタイミング
最後尾の蟻がそろそろつかれ気味
石段を気遣いながら老夫婦
初舞台動悸沈めて待つ出番
車椅子ゆっくり風とたわむれる
サイレンが苛立つ雪の救急車
ハンドルは止めるそろそろ喜寿となる
ロケットはそろそろ飛んでいられない
止 喜寿米寿そろそろ百を意識する
軸 そろそろと動かす首輪の中の首
宿題「 そろそろ 」
そろそろと瘡蓋剥がすから痛い
お迎えがそろそろ遺書を書き始め
止 中締めの時を計っている幹事
軸 老いの指スロースローのキーボード
*一字空けなども、元のままとしました。また、軸吟などの表記も、参考のため消しませんでした。）
アクセス
トータル
ランキング
