スイカと大根
夏だ太陽が照りつける
畑にスイカがごろりごろり
畑の傍の道を行く老い人が立ち止まる
スイカには暑さが養分か
つるについた丸い実が玉となりどんどん大きくなる
渇水のときの用心か
スイカは玉のなかに甘い水分をたっぷりたくわえる
この炎天に鮮やかな緑の縞の肌 スイカの元気よさ
少年が老い人を追い越して行く
少年も暑さは養分なのか
日焼けした肌を光らせ
ごろりごろりのスイカ達に目を止めず駆けて行く
「繰り言」(つづく)
夏だ太陽が照りつける
畑にスイカがごろりごろり
畑の傍の道を行く老い人が立ち止まる
スイカには暑さが養分か
つるについた丸い実が玉となりどんどん大きくなる
渇水のときの用心か
スイカは玉のなかに甘い水分をたっぷりたくわえる
この炎天に鮮やかな緑の縞の肌 スイカの元気よさ
少年が老い人を追い越して行く
少年も暑さは養分なのか
日焼けした肌を光らせ
ごろりごろりのスイカ達に目を止めず駆けて行く
「繰り言」(つづく)