乗った後の景色

電車・気動車・バスに乗ることが好きな乗りマニアによる旅行雑ネタブログです。

光州バスターミナルの錦湖高速

2011-09-26 | 韓国
 今回は韓国西南部・全羅南道の中心光州広域市のバス話です。
 光州の玄関口にあたる高速・市外バスターミナルは「ユースクエア」といい、新世界百貨店やEマートが隣接しかなりの規模があります。黄色の市外バス窓口、オレンジの高速バス窓口に分かれた切符売り場も壮観です。


 ユースクエア前の市内バスの停留所も大ターミナル最寄バス停だけありたくさんの系統が集まって来てにぎやかでした。



 さてこのユースクエアで最も目立つのが全羅道を中心に高速バス・市外バスを各地に走らせている紅白の錦湖高速バスです。アシアナ航空を持つ韓国の財閥の一つ「錦湖アシアナグループ」の母体になったのがこの錦湖高速バスを持つ錦湖産業で、ユースクエア自体も錦湖ターミナルというグループ企業が運営しています。


 そのユースクエア内を歩いていたら何やらクラシックなクルマが置いてありました。

 クルマの後ろに展示パネルが設けられ「タクシー2台で出発した美しい未来」とあります。これは1946年にタクシー業からスタートした錦湖高速バスの歴史展示コーナーで、クルマはその最初のタクシーというわけです。展示パネルには以下のように時系列で昔の写真が貼ってありました。
1946~67 光州の名物フォードタクシー
1968~87 高速バス事業進出
1988~95 優等高速バス登場
1996~  世界に向かって進出開始 中国進出


 世界に進出する錦湖高速バスの図と一緒の写真は中国の深圳~杭州線開通式で感激している故朴定求会長とのことです。錦湖アシアナグループは近年経営が傾いてしまい再建中ですがその基となったバス事業はなかなか力強いものがあるようですね。

コメント    この記事についてブログを書く
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする
« クルビの法聖浦 | トップ | 安東のカルビ横丁 »

コメントを投稿