竹村整骨院

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私、竹村院長が食べ物から健康までノンジャンルでかきつづります。  
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「借り物チカラ。」

昨日やってた釣りバカ日誌もシリーズ17作目。

完全に日本の風物詩的な位置にあるようです。


昨日は頼りない美術教師の大泉洋と金沢出身のバツイチ派遣社員、石田ゆり子の

恋物語です。

弓子(石田)の兄は厳格な輪島塗り職人で片岡鶴太郎です。


村井(大泉)は向かいのアパートに住む弓子に惚れ、お付き合いする中で

なんとなくプロポーズする。

転勤を機に結婚をしたい旨を弓子の兄に伝えなくてはいけないと思った村井は

弓子と共に能登まで出向くが、緊張から酒を飲んで挨拶に向かい、

失敗してしまう。


まぁ、その後は周りの説得なんかもありーのでうまくいくんですが、

このとき兄である鶴太郎は、「酒のイキオイを借りないと、こんな大事な

話を切り出せないとは情けない。それにそんなのは失礼極まりない」と

憤慨して席を立ってしまったのです。


鶴太郎の奥さん(宮崎美子)は、弓子と村井は大人なのだから、何も

反対される兄の許可をとらなくたって結婚は出来る。

なのにちゃんと能登まで足を運んで彼(村井)なりの誠意を

見せてくれたんだから・・と渋る夫を説得します。


しかしこの辺の感じ方ってほんとに別れるとこだと思うのですよ。


院長はね、むしろこの兄の鶴太郎寄りの考え方です。

「酒のチカラを借りないと言いたいことも言えないとはずいぶんと

 腰の抜けた情けない話だ」と強くそう思うし、そんな局面でびびってしまう

ヤツに男としては同情出来ません。


一生に何回もあるような局面ってわけでもないのに、そん時くらい

頑張れないヤツに男らしさなんて語って欲しくない。

村井はそんなこと語ってなかったけどね。


仕事でも結婚でも友人関係の付き合いの中でも、一生で何回かは気張って

根性見せなきゃならない局面って必ずあると思うのです。

そんな局面で「あー、コイツここで酒飲んじゃうんだ?」って思うと

同情できない弱さをその人の中に見てしまうんですね。


普段どんなに威勢のいい事を言っていても、そんなのは

院長の中では弱い人間。


でも世間的は比較的そういう行為に対し寛容で同情的に思えるので

自分は酒飲みに厳しいのだと思います。


そして院長的考えのような少数派と多くの酒飲み容認派の意見は

交わることは無いんじゃないかな。

コメント ( 2 ) | Trackback ( 0 )

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コメント
 
 
 
うわー (けいじ)
2009-03-23 07:16:44
全く同じ考えです。

うちも、奥さんと見てて、
「あー、最悪だぁー」
「絶対こんな人と結婚したくない」
なんて話をしてました(笑)
 
 
 
あ! (院長)
2009-03-23 11:22:57
けいじ>お宅も見てた?(笑)

釣りバカにも寅さんにも山田洋二の脚本には、ああいう、ちょっと駄目な弱い人がよく出てきます。

でも作り手の目線はそういう弱さには優しいんだよね。
でも院長は「うーーわ、やっちゃった!あーー無理無理、もうー嫌だよこんな人」って思っちゃう。

まぁ大泉洋だし、歌なんか歌っちゃって少し笑ってしまうんだけどね。

実際にいたらかなり無理めだと思うよ。
 
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