「リスペクト溢れ。」

昨晩は仕事後の公務が終わって帰宅したのが２６時過ぎ・・

独立したら自分の仕事だけやってりゃいいのかと思ってましたが

そうもいかないようです。


周囲との関係性を絶ち、利益だけ享受する方法もあるでしょうが、

それが出来たら苦労は無いわけで。


まぁ朝から愚痴ってもしょうがないので、朝ドラの話でも。

今期の朝ドラ「ちりとてちん」は従来の朝ドラとは少し趣向の違うコメディー。

掛け合い、ツッコミが盛りだくさんで軽く見れるような話です。


院長的には何といってもキヨミのお母さん役の和久井映見が最っ高にカワイイ。

この女優さんはあんまりコメディーのイメージがないのですが、今回のドラマでは

とにかくカワイイ面白おかあさんを演じています。


渡瀬恒彦演じる名落語家、徒然亭草若がわけあって落語界から離れ、

飲んだくれの生活を送るようになって３年半。

４人いた弟子達は草々という弟子１人を除き、みんな出て行ってしまった。


草々は師匠である草若の落語を途絶えさせてはならないという強い想いがあり

飲んだくれの師匠の下を離れようとせずに、師匠の復帰を信じ続けていた。

懸命に兄弟子、弟弟子を説得し、再び師匠とともに落語を始めることとなった・・・

あたりが先週までの話。


そんな話を見ていて、そこまで弟子に慕われている師匠と

そこまで師匠を慕っている弟子を羨ましくおもいました。


たまに自己紹介欄、自己ＰＲ欄なんかに「尊敬する人物」という項目がありますが

院長の場合はここんとこでいつも困ってしまいます。


そんなのみんないるわけ？？


今の自分に師匠がいるかと聞かれれば、それは研修先の院長先生ということになるでしょう。

でも師匠、上司、ボス、先輩、親など目上にあたる人は周りにいますが、

尊敬しているかっていうと微妙ですね。


もちろん目上の人は敬って、その場面ごとにその人を立てることもちゃんとします。

「年が上とか関係なくね！？」とか言って、目上の人に軽口をたたいたり、

失礼な振る舞いをしたりはしません。

してるかもしれないけど、自分としては一応してません。


でも、そういうことと、その人を尊敬しているかどうかというのはまた別の話。


最近はリスペクトという便利な言葉があるので「一目置いてる」くらいの想いでも

尊敬してる、ってことになっちゃう。

「アイツもまぁそれなりにそこそこヤルよね」なんてのもリスペクト。


弟子の草々が師匠に対して抱いている想いを尊敬というなら、世の中には

それほど尊敬なんて想いはないんじゃないか？とも思います。


リスペクトは溢れてるけどね。


まずは手身近にゴルフでの師匠が欲しいもんです。

教え魔は溢れてるけどね、尊敬できるアマチュアゴルファーもきっといるはずです。