間違った方向への主張は本質を見失うと思うのです。

本題でない事を主張することによって
本当に伝えたいことが伝わらなくなることってありますよね。

僕は
焼き菓子の美味しさはガワにあると思います。
揚げ物美味しさは衣にあると思います

つまり
たい焼きとか、今川焼きって
極論すれば中身はどうだっていいんです
皮こそが【〇〇焼き】の本質だと思うんです。
だって生地を固めるのが目的なら蒸したっていいはずです
単に乾燥するだけでもいいはずです
焼きを選択するということは焼くことが最も美味しくなければならないのです。

というわけで先日新宿某所で今川焼きを食べました。
あんこぎっしりでした。

たしかにあんこは美味しかったですよ
でもね
それはあんこの美味しさであって今川焼きという料理の美味しさではないんですよ。

あんこぎっしりをウリにするにもいいでしょう。
ですが皮を忘れちゃいけません。

先日ＴＶで放送されてた『レーズンパン』、なんとパンの体積よりもレーズンの方が多いという暴挙・・・

美味しい１と美味しい１の合計を
３にも５にも１０にもするのが料理だと思うのです。

今回の今川焼き
あんこが美味いしいだけにより残念感が増しました。

「持ち帰りの天ぷらを家で温め直す時って一回水かけてから揚げるとパサパサにならずにさっくりするよね」と
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