タイトルマッチに臨んだ後輩

去る7月27日、
ヒデズキック所属の後輩ダルが
アマチュアとはいえタイトルマッチに臨みました。

対戦相手は現チャンピオン、
シュートボクシングでもアマチュア全日本王者
キックボクシングでも他団体でのヘビー級全日本王者でもあり
プロ総合格闘家の挑戦を退けている実力者です。

しかも身長が193㎝と
ダルも183㎝と長身ではありますが未体験の領域でしょう。

とはいえ、
対戦するダルだってアマチュアのランキングは１位、

相手にとって不足無しですよ。

しかし
ちょうど仕事で多忙な時期も重なり練習不足は否めません。

それでも空き時間に密度の濃い練習をこなして試合に臨みます。
当日も計量前の軽い追い込み


そして会場入り
師匠のヒデ三好先生からバンテージにテーピングをしてもらい臨戦態勢です。


会場ではもちろんこの男

強面ながら場を和ませ緊張を和らげてくれます。
が、あまりの貫録に他のジムの練習生からは会長と思われていた事でしょう(笑)
でも格闘技好きが高じて本人も相当な実力者ですし
気配りもできるので実は結構頼りにされています


開場前のリングチェック


そしてゴングです。
ただ今回の試合は正直あまり書くことがありませんでした。
対戦相手はリーチを活かして先手を取り、踏み込もうとするダルを組み止めて攻撃の手を出させません。

ダルの攻撃力は凄まじく、
特にミドルキックなどはアマチュアレベルでは危険物認定されるくらいで
実際プロでも十分に通用するレベルです。

ところがそう上手くいかないのが実戦で
どんなに強力な打撃を持っていても当たらなければ意味はありませんし
出させなければそもそも当たる可能性さえ０にできます。

そういう意味では相手の方が１枚上手だったということです。
試合後全くダメージが無かったことや、やりたいことが全くできなかった事で悔しさもひとしおだったダルでしたが
それも含めての強さです。

今回は残念な結果でしたが
きっとステップにしてくれると思います。

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