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プロ選手と一般人の違い

2017年08月08日 | 格闘技とかスポーツとか
「プロ格闘家って何が違うの?」と聞かれた時、
僕は「意志の力で体の限界を突破できるかどうか」と答えます。

言い換えればそれができるなら虚弱体質でない限りプロ格闘家を名乗るレベルまで強くなることはできると思います。

どういうことかというと、
よくトレーニングに際して【体の限界は心の限界よりも先にある】と言われますが、これは自分ではもう限界と思ってもあと少し出来るという意味です。
つまりもう駄目だと思ってもトレーナーのサポートなどによってあと一回、あるいは二回できるということです。

少し厳しい表現をすれば『余力を残してダウンする』という意味です。

さて、
そんなある日のプロ格闘家の練習、
この優しげな笑顔の選手はパラエストラ町田所属の吉田哲之選手で、僕らはテツと呼んでいます。

もうすぐ試合ということもあって最後の追い込み中なんですが、半日仕事の後はトレーニングと通常練習をこなし、その後キックボクシングの上級者クラスで僕らと一緒に練習です。

クラスの練習もフラフラになってやり切った後トレーナーから
「蹴り込み、階段10段下り!時間で!」と声がかかります。
意味は『蹴り込み』というのはキックミットを思いっきり蹴ることです。

『階段』というのは最初に1回、次は2回連続という風にだんだん増やしたり減らしたりすることです。
そして10段というのはそれを1~10まで、下りというのは10回からスタートして1まで、総数は55回蹴り込むということです。
ただし《片道》なら今回の場合1まで行って終わりです。
ちなみに往復ならまた10まで戻って終わりです

しかし今回の場合は
『時間で!』ですので、①ラウンドの3分間ずっと蹴りっぱなしです

後半はフォームも崩れますが、それでも意志の力で立つのです。

普通ならドン引きですよね?
でもそこに「俺もやる!」と名乗りを上げるリトル選手(笑)

前回のパンクラスでも良い感じの勝ち方でしたのでランキング戦線に食い込むためにも取りこぼしのできない試合が続く立場は
いい意味で調子に乗ってます

ちなみに土曜日丸一日練習した最後、すでに夜も10時半くらいの話です

朦朧とすれば「止まるなー!」と檄が飛びます。

足元もおぼつかないままラウンドは終了しますが、
これがもう1ラウンドあります。

更にラウンドの途中も休憩ではなく、

腕立てなどのすぐにできる自重トレーニングです。

終わったらすぐに再開、


終わったらボロ雑巾のようになってます。


普通の人にはこれはできません。
実際この辺りのレベルになるとスタミナなんて空ですので体力の有無ではなく、精神力の方です。

ほんの一瞬のため
いい大人が文字通り泣くほど苦しいことを

好き好んでやってるのがプロということなのです。

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