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免許取消の回避&軽減、つまり免許停止にしたり処分無しにすることに関しては日本一を標榜しています。

間違ったときにどう行動できるかが適正であるということ

2016年07月27日 | 交通違反
青信号なのに青切符 高岡署が誤交付、回収
このニュースを見て「警察はなんて杜撰な取締りをしてるんだ!」と憤る声がよく聞かれました。

ですが、
僕はこれに関してはきちんと正しく取り扱ったと思います。
もちろん間違ったことはいけません。
しかしきちんとカメラの映像を見て違反が事実ではなかった事によって取り扱いを中止したのですから
間違いを正したということでそれは当然だと思います。

間違った取締りについて損害を受けたのであれば
それは然るべき方法によって請求すればいいだけですので
それによって交通の取締りを全否定するような材料にはなりません。

それでは全部の取締りが100%正しいのかといえば
もちろんそんなことはありません。
間違いもあります。

ですが、現実の取締り現場では
実際は違反をしているのに「やってない」と言い張るドライバーが非常に多いということです。

これに関してはとある警察本部では動画を撮影しながら
ドライバーの「自分はやってない」という否認調書を作成し終わってからその映像を見せ
「まだ否認する?」と確認するところもあるくらいです。

違反について不満があるのは仕方ないです。
僕も標識を見落として取締りを受けたら
「一回くらい見逃してくれよぅ・・・」と思うでしょう。

でも見落としたのが標識だったから良かったわけで
これが小さい子供だったら大変です。

この辺は具体的な危険性が無いんだから処罰するに値しないと主張する人も多いですし、
そういうジャーナリストもいます。

考え方はいろいろあって良いと思いますが、
それは最終的に本人のプラスになるものでなければならないと思います。

争いたいのなら法律上正しい手続きを踏んで争う方法は保障されていますので、
嘘を言ってゴネ得を狙うのではなく、車載カメラなどできちんと証拠を押さえて主張すべきだと思うのです。
それは『違反をしていない』でも『取締るべきではない』でも主張の内容は自由です。
ただし行動の責任と結果は本人のところに返ってきます。

ちなみに免許取消の前の意見の聴取で
「免許なくなると生活できないんです、お願いします寛大な処分をお願いします」と泣きながら訴えた人が
「あなた累積の違反の時納得できないって凄い喧嘩腰だったそうですけど、随分態度違いますね。
ここでも同じような主張して良いんですよ」と言われた人もいます。

『その行動によってどんな影響が出るのか、その行動によってどんなリスクがあるのか、どういう目的ならどんな行動をするのが正しいのか』
それらを把握しているからこそ【目的に沿った回答】ができるのです。

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