試合を商品と考えた時

本来なら、
７月１３日は
ヒデズキックの後輩、稲妻ショーヘイのプロデビュー戦でした。

しかし前日に試合中止
理由は、対戦相手が計量をクリアできず失格です。

公式の戦績としては不戦勝ですが
やっぱりこの日に備えて準備して体重も合わせて一生懸命練習してきただけに
本人の口惜しさは如何ばかりかでしょう。

オーバーしている体重は1.3キロ、
「たったの？」と思われるかもしれませんが
限界まで絞り切ったアスリートにとっては
減量の最終場面など数十グラムを落とすために必死になるんですよ。


もちろん相手も落とそうとはしていたと思います
もしかしたら台風で家が流されて練習や減量どころではなかったのかもしれません。
しかし、お客様に対する責任に個人の都合など関係ありません。

興業をお店、
試合を商品と考えたなら
入荷決定としてアナウンスしているにもかかわらず
「仕入れられませんでした」ってことですよ。

昔はどうのこうのというのは
あまりいい風潮ではありませんが
大小色んな興業が増えて、選手が増えたってことももちろんあるでしょうけど
計量でちゃんと体重を落としきってない選手が多すぎるような気がします。

「そんなときってどうなるの？」と聞かれましたら
「グラム単位の場合には対戦相手の減点からスタートしたり、
双方納得の契約体重に変更したりすることはあります」と切実な内幕を少しお伝えしますので
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