現代日本のサドゥー

『サドゥー』というのは
ヒンズー教の国なんかに居る
自分に※苦行を課すことによって
神に近付こうとする人たちのことだ
※死ぬまで右手を下ろさない、など
※神に近付く云々については諸説あるのでここでは割愛

東京地方裁判所の前には
写真のような人たちが必ずいる
総じて裁判の不当判決を通行人に訴えかけている。

だけど
制度の不平をいう場は歩道ではない
選挙に出馬するなり
政見放送私的流用するなり
とにかく金を作るなり
システムを変えうる立場になるよう力を磨かなければ
ならないはずだ

市民の声では政治家は変わっても
制度は変わらない

力の方向を変えたければ
もっと大きな力をぶつけなければならない。

【頑張り】には方向を持たせないといけない
見当違いの方向に力を注いでも
そこに残るのは「俺はやった」って自己満足だけだ。

ただ、
無駄と断じることは簡単だ
だけど
行動することのリスクを負えと要求するのもまた
酷に過ぎる。

神に近付こうとする行為は
壮大なオナニーかもしれない。

違う方向に全力を注ぐのも似たようなもので
手段が目的になってしまっているのだろう
でもきっと
人としての均衡を保つ為に必要なのかもしれない。

動くことは
良いことだと思う

ただ
僕は違う動きをする。

良いか悪いかではなく
単なる嗜好の問題だ

僕が求めるのは
心中の神ではなく
現実を変える【何か】だ


内村特殊法務事務所
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