Sengoku1985

何故、私は鉄道を撮り続けるのか?

The Sleepers#72

2016-03-25 | 鉄道写真


 それでは、連載第72夜は、平成20年夏休みの静岡駅からお届けします。


 夜行快速「ムーンライトながら」は、各休みの「青春18きっぷ」の時期には利用が集中、時期には「ムーンライトながら81,82号」を出すほどでした。しかしそれ以外の時期はそれ程では無く、不正乗車やトラブルも多く、結果現在のような季節臨であり、その命脈は風前の灯火です。


 その前兆であった、「ムーンライトながら81号」(写真)。クハ189 509、特急「あさま」の、EF63協調連結側の先頭車です。



 間もなく、静シス(JR東海静岡車両所)F10編成他、上り「ムーンライトながら」が入線(写真)。373系と183・189系の、ツーショットです。



 373系の去った後に、3番線には編成が残ります(写真、クハ189 11他)。H102編成、所属は東チタか宮オオか忘れましたが、JR東日本の団臨・波動輸送用の車両です。



 静岡駅1番線には、クハ189 513他、H101編成「ムーンライトながら82号」が(写真)。こちらも協調側です。



 先頭は、クハ183 1023です(写真)。183系寒冷地形1000番代、特急「とき」用に製造され、上越新幹線開業後189系に多く改造編入され、残りは「あずさ」に使用されました。


 これらの編成は、165系時代の大垣夜行救済臨のことを思えば大発展ですが、グレードアップ車とその他が混在、定期列車と同料金で一部簡易リクライニングであったりして、かなり居心地の悪い車両となりました。後に定期列車が廃止されると、こちらが「ムーンライトながら」を名乗り、最終的には185系投入となりましたが、設定日は年を追う毎に減少、今すぐにも運転を止めたい列車なのでしょう。残念です。


 それでは、次回をお楽しみに。

コメント
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