それでは、連載第69夜は、平成20年初春の大阪駅からお届けします。
早朝の京都駅に引き続き、昼に赤川仮橋、そして夕方に大阪駅着。混乱は予想できましたが、まだ、ポツポツでした。
大阪駅10番線に、EF81 108「敦」牽引「日本海1号」が据え付けられます(写真)。出発を待ちます。
最末尾は電源車、カニ24 108でした(写真)。テールサインもバッチリです。宮原運転所所属のため、九州特急と向きが同じです。
続いて、EF81 106「敦」牽引「日本海3号」です(写真)。同じく10番線、定刻を待ちます。
緩急車はオハネフ24 21です(写真)。青森運転所所属のため、東北特急と向きが同じです。
続いて3番線に、京都発「なは・あかつき」が到着(写真、EF66 50「関」)。国鉄最強電機、特急エンブレムも未だ輝かしいです。
最末尾はオハ14、「レガートシート」です(写真)。「あかつき」のテールサインも入っています。
そして、この日の話題、寝台急行「銀河」牽引機のEF65 1118「田」、二代目「レインボー」塗色車でした(写真)。例の脱線事故以来あちらでは白眼視されていた鉄道撮影でしたが、ネットで知ったファンが多数集結、大阪における鉄道写真趣味の復活を、強く印象づける出来事となりました。その場に立ち会うことが出来たことは、幸運でした。
今は亡き「レインボー」塗色の、最大の特徴、大きく描かれた形式名です(写真)。この上洛を、多くの関西のファンたちは待っていたのでした。土曜夜という設定も、最高の舞台でした。
寝台急行「銀河」の上り最末尾は、カニ24(写真)。テールサインもバッチリですが、車番を失念したのは残念でした。
外、大阪終着の列車も撮りましたが、夜行ではないので、省略します。
そして梅田で宿泊、翌日も大阪駅に行きました。しかし、それを掲載すると長くなるので、ここで水入りとしたいと思います。
それでは、次回をお楽しみに。