Sengoku1985

何故、私は鉄道を撮り続けるのか?

Hokuriku Memories#9

2014-05-05 | 鉄道写真


 石川県には重要な私鉄、北陸鉄道があります。かつては石川県内各地に路線があり、金沢市内にも路面電車を走らせた同鉄道ですが、多くは廃止となり、現在は浅野川線と石川線のみです。


 浅野川線は金沢駅地下の「北鉄金沢」から内灘に向け走りますが、通常内灘の車庫はシャッターが降り、車両的にも元京王井の頭線の2連で、それほどではないので、やはり石川線を見ていきたいと思います。


 当時石川線は、野町から西金沢を経由し、加賀一ノ宮まで走っていましたが、鶴来~加賀一ノ宮間は廃止が取りざたされている時期でした。以遠廃線跡は残り、かつては名古屋を目指す壮大な計画でしたが、残念ながら路線は短くなっていきました。


 1枚目は、かつて支線の集まった分岐点、かつ車庫のある鶴来の側線に停まる、ED301です(写真)。クラシックな箱形EL、スノープラウも装備され除雪もしたのでしょうが、引退し、現在は鳥取県の若桜鉄道、隼駅に保存されます。



 次は、モハ3752、後にモハ3751が続きます(写真)。ステンレス化前の車両のようで、ワンマンも非対応のようです。



 次は凸型電機、ED201です(写真)。こちらは現存し、車籍もあるようです。



 最後は、車番も消された旧型電車です(写真)。古い「私鉄車両編成表」によると、モハ3761のようです。


 その後色々と異動があり、残るのはモハ3752とED201のみのようです。ただ車両としては保存されているようで、まだ状況は良さそうです。


 それでは、次回をお楽しみに。

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