伊賀上野が元気になればいいなあ!

上野の城下町、どうなっていくんだろう、、、見守る元気はないけれど、静かに生きていこうと思う(笑)。

鬼町は、虫干し真っ盛り!

2012-07-30 09:22:38 | おまつり大好き!
先週末は、徳居町にて「虫干し」でした。
たまたま通りかかって、「おうっ、やってるねぇ、ここは衣装が半端なく多いからね、鬼面もいっぱいあるし、鬼友会(自治会の中の鬼行列担当部署とでもいいましょうか(笑))の人たちはご苦労様じゃぁ」と思ってました(笑)。一つの町で「一つの物語」が完結する行列を持っていますから、、、(2010年の様子

今週7/29は、三之西町でも虫干しでした。

ほぼすべての衣装が新調されました。





毎年コツコツと積立てた町の「修理費」が充てられます。そのおかげさまの新調衣装です。

さて、ここからは本面の数々、、、
歴史を紐解けば400年余持ちこたえた面たちです。

義玄鬼


四天鬼(江戸初期)。(この鬼が被る「天冠」は17世紀のものではないかとも言われています。)


小飛出(江戸時代初期か)


賢徳(狂言面・江戸初期)


左・小面(若い女性!?)、右・泥眼(ちょっと、嫉妬心が深いかも、、、うらめしや~~

以上の面たちは、もう本番で使われることはありません。
一年に一度、この虫干しの時にだけ見ることができます。

もう一面は、

信仰面(我が子たちは、おにぎり面と言ってましたが(笑))

ここに並ぶは、

本面に変わって「上野天神祭」で使われる【疑似面】です。
すべて、能面師・山本童悦氏による作品。ずっと末永く被らせていただきます、、、

すっきり虫干しも済み、今年のお祭りが待ち遠しくなってきました。

(時代的なことは間違いがあるかもしれません、指摘された場合は、即時に訂正させていただきます、あしからず。また、だんじり・鬼行列そのものは、“国の重要無形民俗文化財”だということで祭りを担当する町には少しばかり補助がいただける、有難いことです。)




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