伊賀上野が元気になればいいなあ!

上野の城下町、どうなっていくんだろう、、、見守る元気はないけれど、静かに生きていこうと思う(笑)。

郊外大型店への買い物に、、、

2012-12-18 01:39:10 | みなさんにおしらせと独り言
伊賀上野城下町、丸之内に住む母がよく三重交通バスを利用するそうです。(主に乗降する停留所は、ハイトピア伊賀

一昨晩、母が我が家に来て猫と戯れつつ、他愛もない話をしていました。
昭和5年生まれの老親なので、いつまでも父親運転の自家用車に乗られていても心配だと内心では思っているのですが、まだまだ元気印な両親だと無理矢理思い込んでいるのと、ワタシがたまたま親不孝なため(笑)、買い物に母親を連れて行く心の余裕がない)、という苦しい言い訳、、、

ただ、母も案外自立心と好奇心が旺盛な人なので、買い物のためにいちいち「車に乗せていって~~」と父に頼むのも億劫らしいのです。
いや、一人で自由に店内を闊歩したいのかもしれませんが(笑)。(ファッションのことなど、娘の私が言うのもなんなんですがハイセンスなんです。ワタシが母のお下がりをもらうくらいですから…)

その母が、桑町のジャスコまで歩いていくのはフツー(日常茶飯事)のことなのです。(約1キロほどだろうか!?)
が、郊外の大型店にも行くことがある、たとえば『アピタ』とか。

正直、ワタシは(父が運転して連れて行ってくれているもの!)と思い込んでました。
ところが、「アピタへは、三交バスで行ってるよ」とのこと

「えぇ~~、アピタだったら新しくコースができた『市内北回り循環のしらさぎバス』で行けばいいのにぃ」と伝えましたら、、、

しらさぎやったら200円かかる、三交バスやったら180円ですむ」と言われました。(料金は、乗る場所にもよるので何とも言えませんが、母の場合は!です。)

2・3区間で路線バスさえ通ってたらこっちのほうが安いんよって、老いた母に教えられました。(区間によっては、しらさぎバスが安いとも限らないわけですね、知らなかったわぁ。)

はは~~ん、たまには老親と他愛もない話をすることはとても大事なことだと気が付きました。
“伊賀上野のまちなかで、車のない生活を送るということは、工夫と知恵と『助け合い』が必要になってくるのではないのか”なと。
もちろんまちなかに限ったことではありません、どこの地域にだって『買い物難民』とよばれる人は多いと思いますし、ますますこれからこういう人が増えてくるんでしょうね、超高齢化社会ですからね。

ワタシなんぞ今は、車に乗って当たり前の生活をしていて、ちょっとした用事にさえつい「車」を使ってしまいます。
いずれワタシも「運転免許証の返上」をする時が来るでしょう、その時、ほんまにこの城下町が高齢者にとって暮らしやすい街であるのかどうか、周辺に住む人たちが訪れやすい場所であるのかどうか、ほんとに行政機能がここになくてもいいのかどうか、公共交通網が充実している(と思いたい)この場所から「市役所」がなくなってしまっていいのかどうか、、、

「市役所がなくなったら」公共交通網はどうなるんでしょ?、、、まだまだぐじぐじ鬱々と考えています。

何せ、生まれてこの方、この城下町に「市役所がない」という生活をしたことがないので、想像がつきかねます。
「市役所」ってそんなにしょっちゅう行くとこではないでしょ、とおっしゃる方もいますが「ここにあるから安心、昔からここには求心力があったんだ」と、思い込んでる…だけかなぁ!?



市長のおっしゃる「地域住民の皆さんにも痛みを共有してほしい」(もちろんそれには子どもも含まれる)その痛みが、大きな傷にならなければいいのだけれど、、、