伊賀上野が元気になればいいなあ!

上野の城下町、どうなっていくんだろう、、、見守る元気はないけれど、静かに生きていこうと思う(笑)。

伊賀市のセカンドオピニオンってなに?

2012-12-14 12:33:03 | みなさんにおしらせと独り言
もう、遠い過去のようにも思えますが…

議会の答弁記事もろもろより

『前代からの仕事に対し、セカンドオピニオンを求めてみようというのが基本』的考え方、とのこと。

そこで『セカンドオピニオン』って、なに?
「当事者以外の専門的な知識を持った第三者に意見を求める」…
その第3者の方々の意見(多くの建築関係者)が、あの人の意志のなかに占める割合は、どれくらいだろう??

sankeib Webより
【「議会決定を尊重したい」 庁舎新築 岡本・伊賀市長が答弁 三重
2012.12.11 02:08

伊賀市の岡本栄市長は10日開かれた市議会一般質問で、庁舎問題について「新築するとした議会の決定を尊重したい」と述べ、移転新築する考えを示唆した。岡本市長は11月の議員全員懇談会で現在地新築を決めた既存計画の白紙化を宣言しており、この日の一般質問で踏み込んで発言した。

森岡昭二議員(親和クラブ)の質問に答えた。まず、著名建築家の坂倉準三氏が設計した現庁舎を「後世に残すべき重要な建物」として、経済資産として生かして利益を生む施設にする意向を示した。

さらに、議会が過去に新築を求める請願を採択(平成22年3月)したことや移転新築の請願を採択(昨年6月)した経緯に関連し、議会の決定をよりどころとして移転新築する考えを示し、「これらの事柄をベースに無駄を省いた庁舎を目指す」と答弁した。

庁舎問題で岡本市長はこれまで、「さまざまな選択肢を示して市民とともに庁舎の設営計画をまとめる」と発言している。

岡本市長はこのほか、上野総合市民病院の医師確保について「市出身者(の医師)などに個別に要請したい」と述べた。】


You Web 編集部 (2012年12月11日 18:46) より

【コンクリート強度不足により伊賀市教育委員会が市立河合小学校(同市馬場)の校舎建て替えで予算要求をした設計委託費が計上されず、代わりに耐震診断の再調査とコンクリート強度を高める方法を模索するよう指示したことについて、伊賀市の岡本栄市長は12月11日、「子どもの安心安全は第一。しかし、財政運営上で考えるところがあるということは理解してほしい」と述べた。

市議会12月定例会の一般質問2日目で、中井洸一議員(爽風クラブ)の質問に答えた。中井議員は「耐震診断の調査結果を懐疑的に見て600、700万円かけて再調査する方が、市長が言う無駄の最たるものではないか」と異論を唱え、「子どもが危険な場所でずっと過ごさなければならない。考え方を改めてほしい」と訴えた。

岡本市長は「地域にこだわらず、政策全部を聖域なく見直してみよう、それが市民全部の幸せになるようにしようと訴えてきた。(河合小の問題は)急な思いつきではなく、経緯もしっかり受け止めている。前代からの仕事に対し、セカンドオピニオンを求めてみようというのが基本だ」と説明した。

また、「市長が変わったから見直せというのは行き過ぎではないか」との指摘には、「建て替えるなと言った覚えは一度もない。現計画では2億円の仮校舎が完成後は撤去となっている。2億円あれば市政全般でいろんなことができる」とした。その上で、「市民全てにわたる財政上の問題でもあり、地域住民の皆さんにも痛みを共有してほしい」と、別方法による予算圧縮を模索していることに理解を求めた。】


当事者以外の専門的な知識を持った第三者に求めた「意見」(セカンドオピニオン)の結果が、自分自身の確固たる意志となっていくんでしょう。

歴史的文化遺産でしょ建造物=市民と職員にとってやさしくない建造物⇒観光・文化施設 
そして、「市役所は別の場所に新築移転」

そこここ(建築に関わる方々の貴重な意見として)で聴いたことのあるご意見がそのまま「伊賀市の意志」となって動いていくのね、素晴らしいことだけど、
ほんまにそれでいいんだよね、それで、、、

要するに、行政部長職の方々が「ここに至る経緯」を十分に説明できているのかどうか?
その説明に聞く耳を持ってくれているのかどうか?
今まで長年かけて熟慮してきた結果を「一蹴」されてもいいほどいい加減な「計画」だったのか?

どんな痛みを共有すればいいのでしょうか?