双方向視察

今日は枚方宿地区まちづくり協議会メンバーの『伊賀上野城下町見学』
城下町を散策されて「田楽座　わかや」で昼食。
午後1時には「町家みらいセンター」にて勉強会と意見交換会。

町家みらいセンターにて


枚方宿地区まちづくり協議会会長さんのご挨拶


伊賀上野城下町はこんなところです、と伊賀市役所担当部署さんの説明。

枚方宿は街道町、いわゆる中心市街地ではないのですが悩みは同じ、少子高齢化・空き町家や空き店舗は増えるばかり・・・その宿場町を廃れさせてはいけないという思いで「自分たちにできることは何かな」と考え行動していく姿は、一緒。

町並み散策にはお付き添いできませんでしたけど、みなさん「まちづくり会社」の存在が気になるご様子でした。
「空き町家や空き店舗と借りたい人との情報発信こそが、『まちづくり会社の使命』だと思うので、是非頑張っていただきたい」とのエールをいただいてしまいました。（これが実はイチバン難しい！のです。不動産取得業務等の資格もありませんからね、踏み込んだ仲介はできないのです。知りえた情報を個別に紹介するのが精一杯、これとて個人情報なんとか法で縛りがあったりして、不動産業者さんのようなことはできませんからね・・・つらいとこです）

皆様、風邪などひかれませんでしたでしょうか、かなり寒くて小雨も降ったりしてつらい「まちあるき」ではなかったのかな、とお察しします。
でも「素敵な城下町ですね、今度はゆっくり歩いてみたい」との感想をいただいたりして、ちょっと嬉しい。

やる気のある人たちと

地域との一体感を求める人とその橋渡し役と設計者が集いました。
まだまだ限りなく真っ白な紙ですが、これからどんな色をつけていくのか・・・
とても前向きな会合がありました。
「まちづくり会社」として取り組まなければならない一大事業の「空き町家」の展開、折にふれ報告していきます。


そしてもうひとつ、NINJAフェスタに向けてどうしても必要な「まちかど忍者道場」の運営スタッフの問題。
上野三之西町伊賀傘蔵の「手裏剣・足湯道場」
今年はゴールデンウィーク期間は手裏剣体験道場を2箇所に設けます。
ということは、最低でも1.5倍の人手が必要になります。そのスタッフをどうやって募るのか・・・それが問題だ！という会合にも参加してきました。
頭ん中パニックです(笑)

富田林寺内町 そこに住む人の

気合が伝わってきたように思います。
文化財に指定されているような建造物から一般住宅まで、どの家を見ても雰囲気のある統一感を感じました。さすが「伝統的重要建築物群保存地区」です。


重要無形文化財に指定されている「旧杉山家住宅」
寺内町を案内してくださったのはCOM計画研究所代表の高田先生。
駆け足の見学だったのが残念ですが、いつかきっとゆっくりと訪れたいな・・・と。




空き町家になっていた建物をテナントミックスとして見事に復活させた「寺内町ガーデンコート」の中庭。


その中庭を望める「お惣菜カフェ」。