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サタン道

フリマ命!の中年オバハン愚痴日記。

仕事と夢

2017-10-24 10:12:00 | Weblog
おはようございます。



東京はやっと晴れましたねぇ。



洗濯物を外に干せて嬉しいです。








さて 高校までは普通科だったわたくし、大学では被服を専攻し、卒業後は婦人服の企画業に就職しました。



その会社には とても怖い先輩や上司がいたので 何度泣かされたかわかりません。



同期で入社した友達は 次々に結婚してしまい、あせりを感じながらも

「会社に居残るなら 一旗あげたい」

と、躍起になり 実際に自分がデザインした服が店頭に並ぶ事に。




それが学生の頃からの夢だったので 喜ぶはずが、毎日夜遅くまでの残業、会社での人間関係に疲れ、ボロボロになっていました。






必死で追いかけた夢だったのに、現実になると「こんなものか」というのが実感。




そこから「この先どうなるのだろう」と一気に不安になり、何者でもない自分に焦りを感じていました。




その後会社からリストラされ、間もなく会社は倒産。






無職となり、車の免許をとるために通いだした教習所の近くで バイトとして始めたキャバ嬢がきっかけで 大きく人生の路線変更に。(笑)




大学生の頃から 洋服漬けの毎日だったので、

「一生 服飾の世界に身を捧げる!」

くらいの気合いがあったのですが、他の仕事についてみたら「あ、できるじゃん」と、すんなりなんとかなった。(笑)




そこからは「夢を追いかける」というより「身銭を稼ぐ」生活になりました。







そう考えると夢があったのは20代後半くらいまで、ということに。







今もパートながら訪問介護をしておりますが、結婚、出産しなければ まず選ばなかった仕事だろうと思います。



もちろん楽しく、やりがいを感じるからこそ続いているわけですが、根底にあるのは

「生活費を稼がなければ」

「ゆくゆくは親の介護を自分でしたい」

という現実が前提の選択。






じゃあ、49歳のわたくしの夢って?、、、と自分に問いかけてみたんですよ。








すんなり思えたことは、


「娘達とずっと一緒にすごしたい」

「大好きな友達と楽しい時間を」


と、仕事無関係。。(爆)






「訪問介護の経験をつみ、ゆくゆくはケアマネージャーに!」とかの野心はないんです。





とにかく娘達が かわいくてかわいくて、そのために必死で日々身銭を稼いでいるのが現状。





わたくしの友達や知り合いには 自身で会社や店を立ち上げたり、業界でどんどん有名になって飛躍しつづけている方が多いので、その方達からしてみれば「つまらないヤツ」かもしれません。






ただ、独身時代 あれほど焦り「もっと頑張らなくちゃ!」と狂いそうだったわたくしが、母親になったとたんに心が落ち着いたのはたしかです。







今のわたくしは ただの母親。







そうやって自分で選んできたのですから。







このままゆけば、このままでしかないわけです。








じゃあ それが不満か、というと、娘達を生んだこと、一緒に暮らせることは 今までの人生で最高の出来事。





それが幸せであり、そこを軸に仕事や生活を考えることしかできません。










さもない母親ながらも、これからも自分らしく頑張ります。







@写真は 死ぬほどピンクが似合わないわたくしが 唯一もっているピンクの指輪。

 ストーンのほうは 亡き叔母の形見なので 大切にしています。