昨日は怒濤の一日でした。
いつものようにフリマ出店していたら 自宅の長女からメール。
「じいちゃんが手が痺れると言ってるので、次女が昼ご飯をつくった」
左膝が痛いのは以前から知っていましたが、手のしびれは今回が初めて。
ちょっとヤな予感はしたのですが、その状態でジジイは娘ズとチャリで(!)で出かけてしまい、わたくしも現場を動けないので、とにかくフリマ終了まで頑張りました。
午後4時頃 家に帰るといつもは娘達と一緒にウチに入り浸っているはずの父がいない。
長女に聞いたら「帰った」とのこと。
その時のわたくしの判断は「疲れてしまって寝たのだろうし、明日の朝様子を確認すればいい」でした。
そして「さ~風呂入るか」と思った時、ひょっこり父が登場。
やっぱり孫の顔見たさに来たらしい。(昼間に逢ってるのに。笑)
その時 わたくしは父に質問したり、手の様子や顔色を観察しました。
父は「今日 朝起きてしばらくしたら、右手が痺れる感じ。力が入らなくて字が書けない。」と。
手の様子は 観察しても特に変化は見られませんでした。(足は時々むくみがあった)
字が書けなくなったことに かなりショックを受けている様子。
その時、わたくしは 咄嗟に思いついて「簡単にできる脳梗塞かどうかの判断のポーズ」と父にやってみてもらうことに。
これは 以前 たまたまテレビで見て知ったもので、今まで何度か父に試していたもの。
そして 今までやってもらった時は 簡単にクリアできたもの。
昨夜、そのポーズをやってもらったら、、、、、、いつもと違う。
明らかにおかしい。
父は「明日病院に行く」と言いましたが、父に似ているわたくしは その時、父の心境が手にとるようにわかったのです。
きっと不安で夜も眠れないに違いない、と。
わたくしは すぐに父の癌の通院先の病院に夜間の緊急連絡の電話をしました。
現状を説明し、病院側が「その程度なら明日まで様子を見ろ」と言うのなら、それだけでも不安が減ると思ったのです。
いざ、電話をしてみたら「今来てください」と。
父には「どっちみち明日行くのなら 今病院に行って(なんでもない)とわかれば安心でしょ」と伝えると、いつもは刃向かう父が素直に同意。(笑)
やはり気になって仕方ないのでしょう。
病院から「病院までは救急車できます?」と聞かれましたが、父は手の痺れ以外は普通で、自分で歩けるので わたくしの運転で病院まで。
母も同行しました。
病院に着くと まず問診があり、父はしっかり答えていました。
次に検査。
その間、母と廊下で待っていましたが、母は
「手がしびれているのは知っていたけど、ご飯も沢山食べたし(あ~そうなの)って感じで これから風呂に入ってもらうつもりだった」と。
検査ではMRIを撮ってるらしい。
しばらくして看護士さんが「これを書きながら待っていてください。先生から説明があります」と書類を母に渡しにきました。
書類の表題は「入院される患者さまへ」!!!!!!
母もわたくしもビックリ。
「これはもしかして」と母と話し合っていると、先生に呼ばれました。
先生はMRIの写真を見せてくれ、「脳梗塞です。」
予感適中。
「命に別状がある範囲ではないが、脳のことなので これから良くも悪くもなる可能性がある。もちろん最善をつくします。」と。
わたくしは「いつ脳梗塞になったのか」とお医者さまにきいてみると、
「今日の朝か 昨日の夜くらいからか、、」とのこと。
とにかく急速に進行するようです。
あの時、脳梗塞かどうかのポーズをしていなくて、「じゃ、明日でいいか」と病院に行くのを先送りにしていたら、、、と考えるとゾッとしました。
父は自分で歩けたし、パッと見た感じは素人目にはなんでもない感じの範囲でしたが、病院に来てみたら 即入院。
脳梗塞の恐ろしさを感じた瞬間でした。
不幸中の幸いは 早期発見であったこと。
これが利き腕の右手だから「字が書けない」とわかったものの、左手だったら誰もわからなかったと思います。
ヘルパーになった理由の1つに「両親になにかあった時のため」があったのですが、今回のことで「ヘルパーやってて本当によかった」と思えました。
ヘルパーをやっていなかったら 父の様子をよく観察することもなく、
「大丈夫大丈夫~、寝れば治るよ。」
と、軽く考えてしまっていたと思います。
母も ここまでのこととは予想だにしてなかったみたいで、本当に驚いていました。
こうゆう病気は 早期発見は本当に大事なので、自分の「なんか変だな」という勘を信じてよかった。
昨日のことなので、脳梗塞がどうなるのか、どれくらい入院するのかはまだわかりませんが、お医者さまにおまかするしかありません。
入院してるほうが安心だし。
父の前立腺癌が今年始めに発覚し、そして今回脳梗塞に。
いよいよ両親のことを真剣に考えなくてはならない時期になってきたのだな、と感じました。
最後に「簡単に脳梗塞なのか判断できるポーズ」をお伝えしておきます。
まず、1、本人に立ってもらうか、椅子にきちんと腰掛けてもらう。
2、両手を床に垂直になる90度まであげ、腕をまっすぐに延ばし、手の平を上に。
3、そのまま目をつぶり、1分キープ。
調べる人は 時計で1分時間を測りながら、本人の手の角度を観察。
もし脳梗塞の場合、どちらかの手がだんだん下がり、1分間 90度をたもてない状態になるのです。
健常者は まったく余裕で 手の角度を保てるはず。
父も 今まで何度か試しまたが、なんてことない感じでキープできていました。
それが 今回はテレビで見た時のように だんだん右手が下がってゆき、頭も後ろに倒れてしまい
「1分もたない」
と、父本人が口にしたのです。
これを見て わたくしは即病院へ行こうと決断できたのです。
この知識がなければ見逃していましたし、母も姉も このポーズのことを知りませんでした。
ここを読むお友達のみなさまへ。
みなさまにも、大事な家族、愛する人、大切な友達がいらっしゃると思います。
大事な人に何かあったら、、、と想像するだけで、身を切られるような想いになることでしょう。
どうか、愛する人の様子を 普段から注意深く観察してあげてください。
何かおかしい、と思った時の勘は 医者より 愛する者のほうが鋭く働くはず。
先に記載したポーズもぜひ憶えておいてください。
愛する人を守るために。
どうか、どうか、、、、みなさまがいつまでも元気で 笑顔で暮らしていけますように。
全身全霊の愛をこめて。
satan
いつものようにフリマ出店していたら 自宅の長女からメール。
「じいちゃんが手が痺れると言ってるので、次女が昼ご飯をつくった」
左膝が痛いのは以前から知っていましたが、手のしびれは今回が初めて。
ちょっとヤな予感はしたのですが、その状態でジジイは娘ズとチャリで(!)で出かけてしまい、わたくしも現場を動けないので、とにかくフリマ終了まで頑張りました。
午後4時頃 家に帰るといつもは娘達と一緒にウチに入り浸っているはずの父がいない。
長女に聞いたら「帰った」とのこと。
その時のわたくしの判断は「疲れてしまって寝たのだろうし、明日の朝様子を確認すればいい」でした。
そして「さ~風呂入るか」と思った時、ひょっこり父が登場。
やっぱり孫の顔見たさに来たらしい。(昼間に逢ってるのに。笑)
その時 わたくしは父に質問したり、手の様子や顔色を観察しました。
父は「今日 朝起きてしばらくしたら、右手が痺れる感じ。力が入らなくて字が書けない。」と。
手の様子は 観察しても特に変化は見られませんでした。(足は時々むくみがあった)
字が書けなくなったことに かなりショックを受けている様子。
その時、わたくしは 咄嗟に思いついて「簡単にできる脳梗塞かどうかの判断のポーズ」と父にやってみてもらうことに。
これは 以前 たまたまテレビで見て知ったもので、今まで何度か父に試していたもの。
そして 今までやってもらった時は 簡単にクリアできたもの。
昨夜、そのポーズをやってもらったら、、、、、、いつもと違う。
明らかにおかしい。
父は「明日病院に行く」と言いましたが、父に似ているわたくしは その時、父の心境が手にとるようにわかったのです。
きっと不安で夜も眠れないに違いない、と。
わたくしは すぐに父の癌の通院先の病院に夜間の緊急連絡の電話をしました。
現状を説明し、病院側が「その程度なら明日まで様子を見ろ」と言うのなら、それだけでも不安が減ると思ったのです。
いざ、電話をしてみたら「今来てください」と。
父には「どっちみち明日行くのなら 今病院に行って(なんでもない)とわかれば安心でしょ」と伝えると、いつもは刃向かう父が素直に同意。(笑)
やはり気になって仕方ないのでしょう。
病院から「病院までは救急車できます?」と聞かれましたが、父は手の痺れ以外は普通で、自分で歩けるので わたくしの運転で病院まで。
母も同行しました。
病院に着くと まず問診があり、父はしっかり答えていました。
次に検査。
その間、母と廊下で待っていましたが、母は
「手がしびれているのは知っていたけど、ご飯も沢山食べたし(あ~そうなの)って感じで これから風呂に入ってもらうつもりだった」と。
検査ではMRIを撮ってるらしい。
しばらくして看護士さんが「これを書きながら待っていてください。先生から説明があります」と書類を母に渡しにきました。
書類の表題は「入院される患者さまへ」!!!!!!
母もわたくしもビックリ。
「これはもしかして」と母と話し合っていると、先生に呼ばれました。
先生はMRIの写真を見せてくれ、「脳梗塞です。」
予感適中。
「命に別状がある範囲ではないが、脳のことなので これから良くも悪くもなる可能性がある。もちろん最善をつくします。」と。
わたくしは「いつ脳梗塞になったのか」とお医者さまにきいてみると、
「今日の朝か 昨日の夜くらいからか、、」とのこと。
とにかく急速に進行するようです。
あの時、脳梗塞かどうかのポーズをしていなくて、「じゃ、明日でいいか」と病院に行くのを先送りにしていたら、、、と考えるとゾッとしました。
父は自分で歩けたし、パッと見た感じは素人目にはなんでもない感じの範囲でしたが、病院に来てみたら 即入院。
脳梗塞の恐ろしさを感じた瞬間でした。
不幸中の幸いは 早期発見であったこと。
これが利き腕の右手だから「字が書けない」とわかったものの、左手だったら誰もわからなかったと思います。
ヘルパーになった理由の1つに「両親になにかあった時のため」があったのですが、今回のことで「ヘルパーやってて本当によかった」と思えました。
ヘルパーをやっていなかったら 父の様子をよく観察することもなく、
「大丈夫大丈夫~、寝れば治るよ。」
と、軽く考えてしまっていたと思います。
母も ここまでのこととは予想だにしてなかったみたいで、本当に驚いていました。
こうゆう病気は 早期発見は本当に大事なので、自分の「なんか変だな」という勘を信じてよかった。
昨日のことなので、脳梗塞がどうなるのか、どれくらい入院するのかはまだわかりませんが、お医者さまにおまかするしかありません。
入院してるほうが安心だし。
父の前立腺癌が今年始めに発覚し、そして今回脳梗塞に。
いよいよ両親のことを真剣に考えなくてはならない時期になってきたのだな、と感じました。
最後に「簡単に脳梗塞なのか判断できるポーズ」をお伝えしておきます。
まず、1、本人に立ってもらうか、椅子にきちんと腰掛けてもらう。
2、両手を床に垂直になる90度まであげ、腕をまっすぐに延ばし、手の平を上に。
3、そのまま目をつぶり、1分キープ。
調べる人は 時計で1分時間を測りながら、本人の手の角度を観察。
もし脳梗塞の場合、どちらかの手がだんだん下がり、1分間 90度をたもてない状態になるのです。
健常者は まったく余裕で 手の角度を保てるはず。
父も 今まで何度か試しまたが、なんてことない感じでキープできていました。
それが 今回はテレビで見た時のように だんだん右手が下がってゆき、頭も後ろに倒れてしまい
「1分もたない」
と、父本人が口にしたのです。
これを見て わたくしは即病院へ行こうと決断できたのです。
この知識がなければ見逃していましたし、母も姉も このポーズのことを知りませんでした。
ここを読むお友達のみなさまへ。
みなさまにも、大事な家族、愛する人、大切な友達がいらっしゃると思います。
大事な人に何かあったら、、、と想像するだけで、身を切られるような想いになることでしょう。
どうか、愛する人の様子を 普段から注意深く観察してあげてください。
何かおかしい、と思った時の勘は 医者より 愛する者のほうが鋭く働くはず。
先に記載したポーズもぜひ憶えておいてください。
愛する人を守るために。
どうか、どうか、、、、みなさまがいつまでも元気で 笑顔で暮らしていけますように。
全身全霊の愛をこめて。
satan