サタン道

フリマ命!の中年オバハン愚痴日記。

季節を感じるもの

2014-06-29 08:26:24 | Weblog
愛するお友達のみなさま、おはようございます。



雨続きでフリマ出店できず、ストレスを感じているサタンです。



今週末も雨になってしまい、昨日はサボリがちな茶道の稽古に。



稽古は土曜日なのですが、フリマがあるとそちらを優先してしまうため、久しぶりの稽古でした。






習い出した当初は お手前の順序を憶えるのに必死で、無口でカチコチになりながらやっていましたが、このところ師匠(母)と会話する余裕も出てまいりました。



父は孫に逢いたいがために毎日ウチにやってくるのですが、子育てが終わって やっと自分の好きなことばっかりゴーイングマイウェイしたい師匠は めったに逢いません。



なので お稽古の時は 師匠と話すいい機会になっています。




父も母も元気で働いており、現在看護の心配はないのですが、けっこうな歳だし、父は一応癌だし、「ちょっとした変化」を見逃さないようにしています。






今日の稽古は お弟子さんが来る前に個人的に稽古していただいたので ゆっくり師匠と話すことができました。






写真は今日の茶器です。


器いっぱいに紫陽花の花が描かれ、お気に入りの器。




いつも思うのですが、お稽古をしている時が一番季節を感じることができます。




床の間に飾ってある掛け軸や生け花、季節に合わせた器を見るたびに「あ~梅雨なんだな~」とか「もうすぐ夏だな~」としみじみ思える。



昔にくらべ、今は季節を感じにくくなっていますよね。



特に野菜。



旬の野菜や果物を食べたほうが自然だと思いますが、逆の季節にもスーパーに並んでいたり、1年中あったりして混乱することもあります。



そうでなくても「旬なもの」に鈍感なわたくしなので、お稽古はブレを正す意味でもありがたいのです。





こうゆう時間、大事にしないとなぁ。。



基本せっかちなので「早く早く!」「できるだけ効率的に!」とアセっちゃう。





師匠、いつもありがとうございます。






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治らねぇ。。

2014-06-27 08:29:42 | Weblog
わたくしはアレルギー性鼻炎+花粉症。



20歳くらいで発症して以来ずっとビービー鼻をかみ続けています。



春は鼻がつまっているのは当たり前で、もう酸素を取り込む量が人様の半分くらいなんじゃないかっつーほどに酸欠状態。



かれこれ20年以上こんな感じなので もう治らないと諦めていました。



春だけは薬に頼りますが、それ以外の季節は放置。



ハウスダストでもくしゃみが出るので、出かける時はティッスケースごと持ち歩きます。(マジで)





ところが今年になって深刻な事態に。



あまりに鼻をかみ続けたため、鼻の穴に亀裂が入ってきました。



「バカボンのパパ」の髭にそっくりです。(号泣)



これがもうメチャクチャ痛い!



呼吸するだけで痛いんです。。。





やむなく皮膚科にかけこみ、塗り薬を処方してもらいました。



すると1度目はすぐに回復し、「よかったよかった」と呑気に鼻をかんでいたら、また亀裂が。



またすぐに薬を塗ったけど、治らない。。。



そしてだんだん鼻下全体が赤くなりヒリヒリしてきました。





涙目で同じ皮膚科にかけこんだら、さすがに担当の医者に怒られました。



「皮膚炎おこしてます。アンタ、ちゃんと耳鼻科に通って鼻炎を直さないと 皮膚も治らないでしょうが!」



、、ごもっとも。




ウチから近い範囲に耳鼻科がなく、今まで「耳鼻科かかりつけ医」を持たなかったことが いよいよ問題になってきました。



今までは内科でアレルギーの薬を処方してもらってたのです。



皮膚科の医者に「もう皮膚でも焼いてちゃんと直しなさい。」と恐ろしいことを言われて すごすごと帰ってきました。






こりゃ本気で「頼れる耳鼻科」を探さないとなぁ。。。



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ダルダル~

2014-06-25 21:00:11 | Weblog
このところ、なんだかあまり調子が良くありません。


体が重く感じます。



体重は増えていないので、体調ですねぇ。



朝からヘルパーの仕事を数件こなして家に戻るとバタンキュー(死語)してしまいます。



昼寝をすると体力が回復するので それからオークション取引したり、夕飯作りをしたり。





しかし、昼寝しないと体力が持たないなんて なさけないなぁ。。




更年期なのか、ピルを飲んでいるからなのか、最近ワークアウトをさぼっているからなのか、、、。




全部なんでしょうね、きっと。(爆)




でも「これじゃイカン!」と自分を追い込むとストレスで白髪が増えそうだし。(笑)




「波があるんだな~」くらいの受け止め方をして、張り切りすぎず、様子をみようと思っています。




おやすみなさい。(寝すぎ)
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46歳

2014-06-23 07:03:41 | Weblog
本日6月23日で サタン46歳になりました。



45歳からの1年間は 特にすぎるのが早く感じました。




星占いでは 45歳からの1年間が「12年に1度の幸運期」と書かれていたのですが、

実際は谷底に突き落とされるようなつらい事が何度かあり、

「ホントに幸運期なの?」

って感じの1年でしたね。



もちろん 何事にも代え難い幸せな時間もあり、その一瞬がわたくしの原動力となっています。



だから つらい事も乗り越えてこれたのだと思っています。





過去の誕生日前のブログを読み返すと「また年をとるのが憂鬱だ」的な事が書かれていました。




「キレイになりたい」「いつまでも若々しくいたい」というようなことを「今年1年の豊富」にしてたのが数年続いているのですが、今年に関して言えば


「健康の現状維持」


ですかね。(笑)




誕生日前に届く健康診断を 毎年片っ端から受けていましたが、人生で初めてひっかかりました。


マンモグラフィで「しこりの疑いあり」の結果がきたのです。



今年2月に父の前立腺癌が発覚した後だっただけに、本当にショックでした。




今まで入院したこともなく「バカは風邪もひかないな~」と呑気にかまえていたので痛恨の一撃でしたね。


結果はなんでもなかったのですが、わかるまでの数日間 重い気持ちのまま色々なことを考えました。





こうゆう思いを経験すると、


「もう見た目はどうでもいい。内臓が元気なら。」


という気分になります。(笑)




同い年や年上の方とお話をしていると、


「○○歳の時にガクッときた」と自分の体力が低下した時期の話になることがあるのですが、


わたくしの場合は まさに「45歳でガクッときた」でしょうね。

診断の数値がそれを表しています。





今までは 年を重ねながらも「ドキドキしていたい」「休むよりハジけたい!」という気持ちが強かったんですよ。




今は違います。


「何があろうが夜9時に寝る」です。(笑)




「攻め」が「守り」に逆転したのが 46歳になるんだろうな。



それでも「美しくなりたい」「女を忘れちゃイカン」とも思っているんですよ。一応。(笑)





出来る範囲で色々頑張りながら いつまでも元気でいること、ヘルパーとしてのキャリアを積む事をやっていこうと思っています。




「年をとったんだなぁ」ということも受け入れつつ、人として女としてのレベルは上げていかないとね。




頑張ろう。







あ~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~ 46歳かぁ。



やっぱヤダな。(笑)
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生きる力

2014-06-21 09:19:37 | Weblog
父の癌が発覚してから4ヶ月ほどたったでしょうか。


父は当時当時にくらべて かなり落ち着き、PSAの数値も押さえられている状態。



今回のことで「会社をたたむ」と宣言していたのですが、最近は心境が少し変化したようです。





先週、父の会社の刺繍の作品展が銀座で行われ、父、母、お弟子さんの作品が展示されました。


年に1度あり、今年で24回目だったと記憶しています。



作品展の期間中、父の作品を販売するのですが、今回は「最後になるかも」ということで、かなり手頃な価格にして販売したところ、100枚以上を売り上げたようです。



父は「残しておいても仕方ないから」と言っていました。


それを聞いて「本気で会社をたたむつもりなんだ」と痛感しました。





ですが昨日のこと。



わたくしが「売れ残った作品はどうするの?ネットオークションに出す?』と聞いたところ、



「いやいい。来年もやるから。」と。





それを聞いて 胸がジ~ンと熱くなりました。




よかった。




父は以前よりも 確実に心も元気になっているようです。




「病は気から」ですからね。



楽しく笑顔で暮らしていれば どんどん良くなっていくと信じています。





これからも波があるだろうけど、父をはじめ、自分がかかわっている方すべてが、いつまでも元気で幸せであってほしい。




そのための努力をしていこうと思っています。






わたくしを支えてくださる皆さまへ。



愛をこめて。


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精密検査結果

2014-06-17 21:25:24 | Weblog
2年に一度の区の健康診断 マンモグラフィの検査結果の「精密検査が必要」の通知を読んだ時、ドカンと恐怖がやってきました。



「父の次はわたくしなのか」



そして、同じ年で乳癌になってしまった親友のことを思い出しました。



彼女の術後の経過で 抗がん剤により どんどん痩せて髪の毛が1本もなくなってしまった状態をリアルに見ているので「自分もそうなるのか」と。(その後の親友は回復し、すごく元気)



そして二人の娘のことを想いました。









自分が健康体の時に 打ち明け話をされても、もちろん真剣に聞くし、励ましたりはしたのだけど、いまひとつ実感できなかったし、結局何も力にもなれませんでした。





今なら 親友や知り合いの家族の癌の話の言葉の重みが ありありと感じられます。




自分の身に起こって初めて、「こんなに怖かったのか」と痛感できました。





とにかく早く精密検査を、と思い、ヘルパーの事務所経由でお世話になっている方に相談し、オススメの乳腺科の病院を紹介していただきました。


マンモを受けた総合病院では予約がつまっており、2週間先になると言われてしまったからです。





すぐ!できれば今日!にも精密検査を受けたいわたくし、即効オススメの都内の病院に電話しました。



電話をしてみると「レントゲンの写真を見る日が決まっており、今日(6月6日)か23日(誕生日)になる」と言われました。


「今日 レントゲン写真を持ち込む事が出来れば、今日の3時からきてください」と言われ、返す刀で総合病院に連絡。


「今行くからレントゲン写真くれ」と無理矢理お願いし、電話した当日見てもらえることに!



せっかち弾丸女のわたくしですが、まさか電話した当日に見ていただけるとは思いもよりませんでした。




その当日は 朝一番で総合病院にレントゲン写真と取りに行き、昼に歯医者、午後に乳腺科と、1日3件も病院に行くということに。(爆)





で、弾丸のように銀座にある某クリニックへ。



50代くらいの女医さんで、マンモグラフィの写真の判断の仕方から教えていただき、いよいよエコーの検査。




見た感じ、妊娠中に赤ちゃんの様子を調べるエコーの機械とほとんど同じものだと思います。



先生は入念に「写真からすると この辺なんですけどねぇ」としこりを探し、


「ないですね。」


とキッパリ。(!)





悪性か良性のしこりがあるものだと覚悟していたわたくしは拍子抜けし、何度も「ほんとですか?」を繰り返してしまいました。



マンモグラフィでひっかかっても、エコーで何でもないことは(よくかどうかわからんけど)あるそうです。



先生は笑顔で「なんでもないので この次は2年後のマンモグラフィを受ければよい」と答えてくださいました。





はぁ~~~~~~~~~~~~~~~~~~。。。。。。。。。。。  よかった。





と、同時に怒りがこみ上げてきました。



ばーろーーー!!


脅かしやかって!






いや~~~~ 1日で地獄と天国を味わいました。







早く受けてよかっった。







総合病院の2週間待ちだったら、精神がもたなかったと思います。





今回のことは心底怖い思いをしたけれど、その後 すぐ動いたことで早く精密検査が受けられたのは 本当にラッキーでした。




結果なんでもなかったのですが、短い間に 死ぬことや家族のこと、父への想いなどを改めてじっくり考えることができて、何もかなったよりもぜんぜんよかったと思っています。



まぁ、なんでもなかったから そう思えるのかもしれないけど。





神様の「そろそろ先の事をちゃんと考えなさい」というメッセージかもなぁ。






とにかくサタン45歳、まだ死なずにすみました。
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弾丸女

2014-06-13 08:26:22 | Weblog
わたくしはせっかち。


「待つ」のが苦手です。


すぐ結果を求めてしまう。



なので恋をしている時などは もう「弾丸のような女」になります。(笑)



目標があると そのことしか考えられなくなり、すぐ行動。



寝ても覚めてもそのことばかりで 達成するまで突き進みます。





出産してから、自分では少しは穏やかになったかな?と思ってて、「ちょっとだけ待てる女」になったと思うけど、今回の「再検査事件」では また弾丸女に変身。


すぐ予約!すぐ検査!と即効で電話したけど、検査していただいた大きな病院では事務的な口調で

「乳腺科は水曜と土曜日しかやっていないので 再検査は2週間後になる」

と言われてしまった。。(涙)



「なんとかなりませんか?」とお願いしてみても 丁重にお断りされました。当たり前だけど。



せっかち弾丸女に2週間待てるはずがありません。



なんとかならないもんか、、、とヘルパーの上司に相談してみました。



その結果、ヘルパーの講習会でお世話になったスーパー薬剤師さんに オススメの病院を教えてもらえたのです。



その方は 薬剤師だけでなく広く女性の病気や生活習慣などについて講演をしたりしてる方なので、病院情報も多く知っており、

「信頼できて、かかりつけ医として一生行ける病院を持ったほうがいい」

と、あるクリニックを勧めてくださいました。



ヘルパーやっててよかった。(笑)



こうゆう情報、自分だけでは見つけられなかったと思う。


たぶん「大きい病院で」くらいの判断しかできなかっただろうなぁ。




まだどうなるかわかりませんが、この件に関しては弾丸女になり(笑)、早めに手を打ちたいと思います。
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再検査

2014-06-10 18:18:21 | Weblog
このブログは 基本自分の記録としてるけているので ぶっちゃけて書いておきます。



マンググラフィで初めてひっかかりました。


胸の「右内側小腫癌疑い」。


カテゴリー3で「良性、但し悪性が否定できない」。


すぐ再検査を予約するつもり。



父の癌の次はわたくしなのか。



心配でしかたない。



おしっこの潜血も心配なので 明日 腎臓と膀胱のCTを撮る事になりました。


年と恐怖を感じます。




祈るばかりです。
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検査ラッシュ

2014-06-06 09:05:37 | Weblog
あ、もう6月なんですね。(笑)



なんだか毎日忙しく、時間がたつのが早いです。



誕生月になってしまいました。



6月になったとたんに色々な検査の書類が届くので「あ~誕生日か」と気づくわけです。



今年もジャンジャンきました。



健康診断、乳癌検診、子宮頸癌検診、大腸がん検診、歯科検診。ハァ、、。



わたくしはせっかちなので 誕生日までに終わらせてしまおうと 今週集中して検査を受けました。



後は歯科だけ。(一番コワイのを残してしまった、、)



健康診断の結果は、昨年と同じ感じ。



だいだいクリアできましたが、やはりお小水から潜血が出てしまいました。



数年前からですが、だんだん潜血の量が増えてきているようです。



おしっこに血が混ざってるってことですがら、「大丈夫なのか!」と毎年先生につめよるのですが、

「体質みたいねぇ。」

と、たいしたことないさ的な回答。



わたくしの母も同じ体質らしく、遺伝もあるでしょうが、数値が増えているのでやはり心配です。



検査結果でひっかかったら、よりくわしい検査を大きな病院でするみたい。



夜9時には寝る子だし、そんなに暴飲暴食もしてないし、色々健康に気を使っているつもりですが「より健康になる」って どうしたらいいんでしょうねぇ?



お医者さんって すぐ薬はくれるけど 栄養指導や生活習慣も指導ってしてくれない。



よく考えたら「これが健康体!」ってどうゆうことか、難しいですね。



人それぞれ 健康のために、とやっていることも違うしなぁ。。



自分で調べて「これでいいのだ!」と進んでゆくしかありませんね。







もうすぐ46歳かぁ。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。(涙)
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禁断のパープル

2014-06-04 22:47:48 | Weblog
わたくしは普通科の高校を卒業後、杉野女子大学という服飾の4年制の大学に進学しました。



ドレメ式という製図の書き方を基本に 服飾の基礎から学べる大学で、他に短大、専門学校もあり、場所は目黒にありました。


同じく、新宿には文化服装学院という学校もあり、「ドレメ式」「文化式」という感じで 今でも2大服飾学校として続いているはず。


(杉野女子大学は わたくしが卒業後 共学となりました)



2つの学校は 昔から比較されていましたが、わたくしが通っていた頃は 杉野はお嬢さんぽい感じがあり、文化はアバンギャルドなデザインも受け入れる自由な校風、という感じでした。




なので 何も知らずに入学したものの、杉野に通う女子の雰囲気やおカタい先生陣にビックリ。



すでに高校時代に同級生にメタル色に染められていたわたくし、「こりゃ浮くな」と。(笑)




それでも仲良しグループ7人組の一員になることができ、楽しく大学生活を満喫。



簡単なスカートから始まり、ブラウスやワンピースなども縫えるようになり、ウールのコートにと突入した時のこと。



わたくしにとっては衝撃の事件が起こりました。






服を作る際、まずは「この生地で作りたい」と先生に素材を見せ、OKをいただいてからでないと製作に取りかかれない。



わたくしは昔から赤と紫が好きなので、その時 かなりビビットな紫の生地を先生の所に持って行ったのです。



そうしたら一発で却下。



先生は派手な紫色でコートを作るなどとんでもない!と許していただけなかったのです。



これにはビックリしました。



なんで紫がダメなのだ。普通じゃないか。(爆)



あまりに古風な考えに仰天したのを憶えています。




たしかに他の生徒の生地を見回すと ベージュ、黒、控え目なピンク等。



自分にとっては当たり前に好きな色が、他の人には「普通ではない」事実にショックを受けたものです。



今は個性的な服装が受け入れられる時代ですが、わたくしが大学生の時は「派手=ヘンなやつ」的な目で見られることもしばしば。



文化服装学院に行けばそんなこともなかったのでしょうが、とにかくお嬢様がそのままおばあさんになったような先生ばかりだった杉野では 紫色というだけでダメだったのです。



紫色を却下されてしまい、他の生地を探しましたが、もう他はどれも同じにしか見えず、作る気がしない。。。



改めて 同じ紫の生地を先生の所に持ち込んで「どうしてもコレで作りたい」と説得。



粘り勝ちでやっと許可をいただき、無事紫色のコートを作れたのです。(笑)




あの時「あ~アタシは派手なんだ」「少数派なんだ」と痛感。






そして少数派のまま より派手なオバさんになり、現在に至ります。






今でも 相変わらず赤と紫は大好き。



洋服ダンスはそんなデーハーカラーばかりです。



下着の引き出しを杉野の先生に見せたらショックで倒れるかもな。(笑)





そんな派手ババアサタンを喜ばせることが最近ありました。



知り合いの方から お着物を沢山譲って頂いたのです。



その方は紫が好きだそうで、色合いの違う沢山の紫の着物を頂き、狂喜乱舞♡



着物は母からのお下がりをいくつも持っていましたが、紫は一枚もなかったので感激!



帯も沢山いただき、紫色の着物に合うように配色された帯だったので 合わせるのが簡単でした。




もう着物を着るようになって10年近くたつと思いますが、これまでは なんとなくメンドーで いつも同じ着物や帯ですませていました。(爆)



ですが こんなにステキな着物や帯を頂いたことで わたくしの着物熱が爆発。



やっと「この着物にはどの帯と帯締めを合わせようかな」と、着物のおしゃれを楽しむ気持ちになれたのです。





10~20代の頃は洋服に夢中で 懸命におしゃれし、大人っぽく見せることに命をかけていたものですが、最近ではヘルパーの仕事のせいかおしゃれからほど遠いジャージ女になっていたわたくし。



これも年のせいかもしれませんが、着物を楽しめる世代になってきたのかな。





あっ、もうすぐ誕生日じゃないか。思い出しちゃった。(涙)





と、とにかく ジャージ女にばかりなっていないで、おしゃれしてキチンとしなきゃね。
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